水沢そら個展「やわらかなひかり」 2024

MJイラストレーションズのそら君からDMが届きました。最近はSNSで発信でDMの葉書が届くことは少なくなったので、こうして手書きのメッセージ入りだと嬉しくなりますね!そら君ありがとー!

今回は水沢そら君が関わってきた今までの猫たちの作品です。本当に猫が好きな人でないと描けない、愛と花に囲まれた素敵な絵ばかりでした。

 

  水沢そら個展「やわらかなひかり」2024.10.28〜11.10 月光壮 画質1:銀座8丁目

DMの猫のモデルは2021年に18歳で天国へ散歩に出かけたチャビー君と、昨年引き取った保護猫の八花と銀次郎。

南之園ゆりこ個展「きょうも明日も、あさっても。」その12 2024

MJの友人、南之園さんの個展に行ってきました!

毎年、吉祥寺の虹画廊ミニギャラリーでやっていたけれど、今年は千葉県柏市にある本と雑貨の可愛いギャラリーでの展覧会です。

1階が本と雑貨、2階がゆったりとした落ち着けるギャラリーになっています。柏って遠いイメージだったけど、意外と近かった!

 

南之園ゆりこ個展「きょうも明日も、あさっても。」2024年10.23〜10.28   ハックルベリーブックス:柏市

ゆりこさんは毎年、卓上カレンダーを制作していて動物の絵で全体をまとめています。季節に合ったシチュエーションでバックに描き込むいろいろなものがあって、それがとても計算されてレイアウトされているのでとても楽しいカレンダーになっているんです。

私は毎年ゆりこさんのカレンダーを使っていますが、使いやすい上に絵が楽しい!来年のカレンダーもちろん購入してきました。

12時にMJの北住さんとも落ち合って作品を見た後、3人でゆっくり近所のフランス料理のランチをして、ギャラリーに戻った後は広いテーブルであれこれ話に興じ、夕方まで話し込んでしまうことに。厨房も付いているのでコーヒーを淹れたりしてゆっくり過ごさせてもらいました。年齢を超えた友人、MJイラストレーションズで繋がった友人は、本当に大事な宝物です!!

この猫の絵がテキスタイル風でとても良かった!アクリルキーホルダーはまだ届いていなかったので、後日注文しました!

真ん中がゆりこさん、右が北住さん!

南之園ゆりこさんHP→https://yurikominaminosono.com/illustration/

北住ユキさんHP→https://yukikitazumi.com/

金子なぎさ・ホンザワチエミ 二人展 2024

 

もう1週間も経ってからの更新になってしまいました。

今月10月16日は、夜から「MJイラストレーションズブック2025」の作成を担当する委員13人が集まり顔合わせ会と称した飲み会でした。場所が外苑前の居酒屋だったのでその前に金子さんの絵を見に行くことに。MJ主宰のレジェンドイラストレーター峰岸達先生、同じく委員のアコルさんもギャラリーに来たので鑑賞後、3人で居酒屋へ〜。

 

二人展「透過する景色の向こうで」:ギャラリーZADDLE  外苑前

MJの友人の金子なぎささんと、文具デザインの仕事をしていた頃の旧友だったというホンザワチエミさんの二人展です。

金子さんはMJ当初よりずっとPCでイラストレーションを描いていて、透明感と色の美しさが際立っていました。こうしてまとまった絵を見ていると気持ちが洗われて周りが綺麗になっていくようでした。

ホンザワさんは最初はイラストレーションを描いていたそうですが、写真に転向されたとか。在廊されていたので沢山お話を伺えました。切り取られたモノ達の、清々しく深とした静かな佇まいと落ち着いたトーンが、心に染み入るようでした。展覧会は過ぎてしまいましたが、大人の雰囲気で、静かな時間が流れる本当に素敵な二人展でした。

峰岸先生の左側が金子なぎささんの絵、右側がホンザワチエミさんの写真です

本沢さんの写真作品です

筒井早良個展「舟、山にノボル」、タカヤユリエ個展「こころめぐる旅」 2024

東京は梅雨らしくない暑くて蒸し暑い日が多い。一昨日13日に、MJの友人の個展に行ってきた。出かけるのはほんとに久しぶりだが、この暑さでも街中は人がすごく多かった。ギャラリーでMJの友人と峰岸先生と待ち合わせて2箇所を廻る。

先生が一緒なので、当然、最後は飲み会に突入!夜も遅くなったが、人は大勢、店は煌々として満員、なんだか世間一般浮かれ過ぎているように?思えたのはなぜかな?


筒井早良個展「船、山にノボル」ギャラリーポピュラリティ:神宮前

MJ7期生の筒井さんの個展に、峰岸先生とMJ友人3人と計5人で見に行った。このギャラリーは以前はタンバリンギャラリーと言ったが、オーナーが変わって、内部も奥行を狭くしてこじんまりとしたギャラリーに。全面、床までも白で統一してあるせいか壁面は結構広く感じた。

筒井さんの絵のセンスが他人とは一味違うところが以前からとても好きだった。今回の絵を見てますます好きになる!

無駄を取り払ったデザインのようなそれでいて奥に温かみがある。落ち着いた色合いの絵具は厚みがあり質感もあり、アナログの良さが十二分に表現されていて、デジタル全盛の中では稀有な美しさだった。

筒井さんのInstagramです→sawara_tsutsui

 

キャンバスに描いているのが多かったけど、額縁のガラス越しに見るよりイメージが直に伝わっていいものですね!キャンバスの厚みの部分まで絵を描いているので立体的だし、筆の運びとかすごく分かるので自分も試してみたくなった。下の3枚はサムホールサイズの小さいもの。ちょこっとした壁面にぴったりですね!!

 

このモノクロは和紙に鉛筆で描いたそうです。鉛筆なのに塗り潰しの黒が光ってないし、すっごく細い線をびっしり描いてあるところもあり、余白がとてもとても美しい。


タカヤユリエ個展「liberating journey – こころめぐる旅 -」ギャラリー・ルモンド:明治神宮前

MJの後輩でMJブックの委員を一緒にやっているタカヤユリエさんの個展に行った。このギャラリーは正面に窓があるので明るくて開放感がある。タカヤさんの人柄を表すような、優しくて綺麗な色使いの絵にぴったりの空間だった。のびのびとして色が明るくて誰もが好きになるタイプの絵だと思う。全てデジタルで制作後、ジークレー印刷、印刷後にアナログの筆で色をちょこっと足してあったのがいいね。

タカヤユリエさんHPです→https://takayayurie.com/

若林 夏個展「Dreamy」 2024

 今年は梅雨にならなくて暑い日が続いている。全国的に暑くてまだ6月なのに猛暑日が何日かあって、この夏が思いやられる。最近ギャラリーに行っていないので、昨日親しいMJの友人の個展に元気を貰いに見に行った。何人もの友人に会えてとても充実、楽しい1日でした!


 若林夏個展「Dreamy」 百年・一日 同時開催 吉祥寺

夏さんの絵は見ているうちにだんだんと、とにかく元気になっていく絵です。パワー癒しっていうのかな? 

細部まできっちり柄が入っているので1枚の絵を見終わるのに時間がかかり、お得感満載です〜。今日が最終日、お疲れ様でした!若林 夏さんのTISでのサイトです。ぜひ元気をもらってくださいね!→https://tis-home.com/natsu-wakabayashi/

MJの友人に何人も会うことができましたよ。懐かしくって延々とお喋りしてしまいました。この写真以外にあと3人にも会ったし。MJ展が無くなって年に1度みんなに会う機会がなくなったけれど、こうして誰かの展覧会で会えるのは最高ですね、ギャラリーが同窓会みたいになってしまいました。

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「Sアトリエ展」「春季 新作家展」 2024

昨日、気温が27度と4月は思えぬほどだったが、暑いけれど気分良く友人のグループ展に出かけた。どちらも銀座だったし場所も数寄屋橋通りと泰明小学校の側で近かったため、友人とそれぞれゆっくり話ができた。


グループ展「Sアトリエ展」小学館アカデミーSアトリエ:銀座

2015年に「やまとごころ 時代物と和」というグループ展に参加して以来の友人、安藤貴代子さんの「Sアトリエ展」へ行ってきました。

アートワークとして描いたパステル画、初めてパステルで描いたっていうけど優しげでやわやわとした美しい仕上がりでした!クロッキーは3分で仕上げるそうです。ずっと以前から安藤さんのクロッキーをInstagramで見ていたけど、無駄な線がだんだん排除されて描いていなくても存在を感じるようになり、差し色も効いていました。最後の写真は色合いが素敵な谷口正浩さんのイラストレーションです。

安藤さんはギャラリーハウスMAYAの装画コンペで大賞を受賞し、私もMAYAのコンペ繋がりでずっと親しくしていましたが、コロナ禍でここ何年も会えずにいたので、本当に久しぶりで絵の話や最近のことなど話ができ楽しく過ごすことができました。もう3〜4年も会っていなかったんですねぇ。いつも着物をユニークに着こなしていて、例えば襟元からレース、冬はタートルネックを中にとかブーツを履いたりといつも個性的に着こなしている安藤さんですが、この日も着物姿で、元気をたくさん貰いました!

安藤貴代子さんのHPです→https://kiyoko46ando.wixsite.com/kiyoko46ando


グループ展「新作家展」銀座洋協ホール:銀座

高校の美術部で一緒で、ずっと親しくしている河口いくえさんが所属している新作家美術協会の展覧会に行ってきました。こちらも会うのは久しぶり、2年くらい前に高校の幹事会の食事会であった時以来なのでずーっと話しっぱなしでした〜。高校の美術部で一緒にやってきた仲間でそれからのずっとの付き合いです。彼女の絵はとても気持ちよくて素直にストンと胸に降りくる感じがします〜。

今回は3号の小さな絵と、30号サイズの2点の「King Bird」「太古」、鳳凰か火の鳥か希望を感じさせてくれる油絵でした。

3・4枚目の抽象画はやはり高校美術部で一緒だった久米さん、5・6枚目は自分が特に気に入った絵です。

河口いくえさん所属の新作家協会のHPです→http://www.shinsakka.jp/index.html

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会員月刊誌 5月号、表紙画・特集記事挿絵を描きました 2024

セゾンカード・UCカード会員誌「SAISON express」「てんとう虫」月刊誌2024年5月号、津田塾大学の創始者・津田梅子の特集で、表紙画と記事の挿絵を担当しました。

1872年わずか6歳で留学生としてアメリカへ渡った津田梅子の冒険と生涯の特集記事、日本の女子に高等教育が受けられるよう、女性の地位向上のため学校創設と英語教育に尽力した梅子の数奇な生涯をたどっています。

表紙は当初のラフ案では、津田梅子とバックの校舎内や学舎も描いていて、学舎の写真のサイズと人物のサイズを当たっていた時、実際の写真と絵をコラボさせるのも面白いのでは?と思いそれも提案してみたところ、その案に決定。写真はトーンを落として薄めに仕上げ、津田梅子と現代の学生を奥に配しています。

手に持っているのは記念の懐中時計と塾の英語教科書。梅子の帯の柄は、梅子が留学時に着ていた小袖の模様の一部で、筆は学問を、軍配は上達を意味しています。

 

津田梅子から学び、それぞれのやり方で女性の権利向上に挑んだ女性史に残る教え子たちの記事にも四人の挿絵を描きました。

山川菊英:社会主義者で婦人運動家で弾圧を受けるが、戦後、労働省婦人少年局初代局長就任。

神近市子:新聞記者から恋愛関係でアナキスト大杉栄を刺して服役、戦後、衆議院議員、売春防止法成立に尽力。

赤松良子:労働省婦人局初代局長、男女雇用機会均等法に尽力、文部大臣歴任。2024年逝去。

田嶋陽子:法政大学教授、参議院議員。

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「MJイラストレーションズブック2024」発売です 2024

「MJイラストレーションズブック2024」4月17日に全国の大型書店、アマゾン等から発売中、もちろんMJサイトのオンラインショップからも送料無料で発売しています。→http://minegishijuku.com/?p=33923

MJ賞の発表記事の下にオンラインショップ案内が出ていますのでそこからお願いします。

MJブックの1号目から参加して今年で11号、参加者も193人になりかなり分厚い見応えのある図録になっています。今年は時代物の絵でまとめていて、2022年10月〜2024年2月まで新聞連載していた挿絵を右ページに、左ページはオリジナルです。

今回はすべての絵をiPadのprocreatedeで、デジタルで描いたものを載せました。

今年から発送業者に委託したので、委員が全員集まって梱包や発送をしていた仕事から解放されました!

従来は自分達で梱包作業後に手持ちでMJブックを持ち帰るのですが、今回初めて郵送されてきました。本が厚くなったので段ボールの箱詰めに変更、峰岸先生があまりにも味気ないからと、MJバードのステッカーを貼ることになりました。とても可愛いので、そっと剥がしてMJブックのカバー裏に貼っています!

MJ賞の受賞者展は4月29日〜5月4日まで「ぎゃらりーひふみ」で行います。

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夏秋妥世個展「Something like me」2024

今年の桜は遅いなと思っていたら、3月30・31日に3月の観測史上初めての28度の夏日になって、慌てたように桜が咲き出したー!

今の季節は服を選ぶのにものすごく困る。沢山持っていないので着回しだ。一昨日からちょっとギックリ腰気味で大丈夫か?


 夏秋妥世個展「Something like me」」ギャラリーハウスMAYA:青山

昨日、MJのとっても親しい友人、夏秋さんの久しぶりの個展に行ってきました!

すごいよ!!ギャラリーに入った途端、元気のパワーに包まれた!なんでこんなに楽しい絵が描けるのか、世界のあらゆるものへの愛を感じてしばし茫然。夏秋さんの愛犬ポッチもいるね。犬や猫やすべてに感謝があふれている。綺麗な色・・。

ギャラリーのレンさんの設営の様子を写真で見たけど、すばらしいですね!レイアウトがとっても素敵です。昨日から始まって〜4月6日まで。ぜひ元気なオーラを感じに行ってくださいー!

夏秋さんHP→https://tayonatsuaki.tumblr.com/

インスタグラム→https://www.instagram.com/natu1124/

個展にはMJの古い友人、有馬さんと一緒に午後に行く予定だったのだが、峰岸達先生からの要望で6時に集合になった。MJ展もなくなって、コロナ騒ぎになって、MJの皆んなと会えることもなくなって寂しい4年間だった。以前は個展があると初日にオープニングパーティがあってその後二次会という流れだったが、コロナ後、展覧会後のOPはどこのギャラリーもやらなくなってしまった。

先生の中では二次会は当然でしかも終電まで、という意味合いなので、古い面子の3人は先生に捕まったというところかな?

有馬奈保美さんのホームページです。→https://naomiarima.jimdofree.com/

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しろた友貴個展「四季小景」、「装画コンペvol.22受賞者展」、グループ展「植物ー草木のある風景」 2024 

一昨日に所用で出かけた折り、ギャラリーを3ヶ所見に行った。天気も良くのんびりと気持ちよく沢山歩いたので日頃の運動不足解消になったかも。


 しろた友貴個展「四季小景」HBギャラリー:表参道

MJの後輩、しろたさんは昨年の「MJイラストレーションズブック2023」の第1回MJ賞で南伸坊賞を受賞している。

しろたさんの描く風景はとても美しく、感情がギュッと閉じ込められているようだ。ジークレープリント仕上げで、デジタルだけのものとプリント後アクリルで加筆したものと2種類の仕様になっている。加筆するのも面白い効果が出ていて好きだったが、しろたさんが言うには加筆しない方がプリントで仕上げた良さが出る、と言う人も何人かいたそうだ。

しろた友貴さんHP→http://shirotayuki.com/index.html


 「装画コンペvol.22受賞者展」ギャラリーハウスMAYA1・2:青山

私も過去3回入選したことのある「装画コンペ」、今年も見に行ってきた。今年は内田百問の「ノラや」が課題本の1冊になっていたせいか猫の絵が多かった。このコンペは時代物のジャンルがあるので私はMAYAのこのコンペに参加していたが、今年は時代物がひとつもなくちょっと寂しい気がした。個人的な印象だけど少し物足りなさを感じた。自分が参加していた2010年台はなんというか、、もっと絵に勢いと訴求力の強さがあったように思う。

ギャラリーハウスMAYAのコンペのサイトです→https://www.gallery-h-maya.com/schedule/30471/

 

グランプリの本田征爾さん。作品はとても小さくイラストレーターというよりアーティストという感じ。立体の作品群が面白い個性だと思った。

 

各賞の5人展

1枚目、アルビレオ賞の「ノラや」を描いた、おかドドさん。「MJの加藤佳代子さんですか?と急に話しかけられビックリ。「加藤さんの絵のファンなんです」とまたまたビックリ!色々と絵のことをお話し刺激をもらい楽しかった。こんなこともあるんですねぇ。おかドドさんHPです→https://okadodo.com/


 グループ展「植物ー草木のある風景ー」」ギャラリーDAZZLE:外苑前

5人のグループ展、上野幸男さんの植物にすごく惹かれた。こんな風に描けたら達成感がすごいだろうと思う。精緻で素晴らしい。上野さんのHP→https://www.uenoyukio.com/

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グループ展「ANIMAL」2024

3月になっても寒い日がある。昨日7日も寒い日だったが、MJの友人たち6名と表参道でランチの後、友人の一人が参加しているグループ展へ行ってきた。表参道から外苑前までのんびり歩くと寒いなりに気持ちが良い。

 

「ANIMAL」ギャラリーDAZZLE:外苑前

いしざきなおこさんの動物たちは、すっとぼけていて大好き、気持ちが緩んで身体の緊張がほぐれてきます。世界堂で100枚250円?のザラ紙に切り抜きの動物たちが貼ってある。質感を出した塗り方で面白い効果が出ていました。

いしざきなおこさんHP→http://inaoko.blogspot.com/

 

サクマユウコさん。いつも楽しみに見ている作家さんです。モビールや掛け時計がとても素敵でした!

サクマさんHP→http://www.you-co-sakuma.com/

 

しがちなみさんHP→https://shigachi.tumblr.com/

 

熊谷奈保子さんHP→https://torinome-kumanote.tumblr.com/

 

あもせふさんInstagram→https://www.instagram.com/gato_campana/reels/

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「小説新潮」扉絵を描きました 2024

新潮社月刊誌「小説新潮」2024年3月号、春の歴史時代小説特集で、佐藤雫先生「花影の皇子」の扉絵を描いています。

 

文頭の高市皇子が詠んだ「山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく」から始まるこの小説は、飛鳥時代の大海人皇子、後の天武天皇の息子である高市皇子が十市皇女に寄せる切ない恋愛物語になっています。

物語の印象的な場面をという依頼に、この山吹の花をメインに人物をシルエットで表現しています。

新聞連載「続・お悦さん」最終回 2月11日号 2024

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月11日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」64回目、最終回です。2022年10月から1年4か月にわたり挿絵を描いてきた「続・お悦さん」終了しました!!

2016年〜2018年に描いてきた前作「お悦さん」(「大江戸ウーマンドクター」改題)に続き、2作目の挿絵も描かせて頂きました。和田はつ子先生の書かれる江戸時代の女性医師の生き様は、現在の頑張っている女性たちへのエールのようでした。

連載期間中、何事もなく無事描き終えることができてホッとしています。今はちょっとのんびり中〜

 

お悦は典薬頭今大路道輝の屋敷に招かれてことの顛末を聞いた。道輝は今までの経緯と市中の医に巣食う巨悪を倒すという親信様のご遺志を果たすことができたと話すのだった。お悦にはやっと常の清悦庵の日々が戻り、お悦と関係のあった人達のこれからを思い巡らすのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」2月4日号 2024

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月4日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」63回目です。

 

代官所元締宮川智乃進たちは、冬虫夏草のある場所へ縛り上げたお悦と賢作を引き立てて山を登り始めた。やっと林に行き着くとそこには浪人者を連れた大村裕庵が。二人を始末しようと用心棒の一撃がお悦と賢作に振り落とされようとしていた時、宮川がとった行動とは、そして現れた典薬頭今大路道輝は・・。

新聞連載「続・お悦さん」1月28日号 2024

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月28日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」62回目です。

 

山の根に近づいてくると、お悦と賢作は代官所で役人に呼び止められ薬籠を取り上げられた。草木様畏敬の令を破っているとのことにお悦が言葉を返すと相手の平手がお悦の両頬を張ったのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」1月21日号 2024

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月21日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」61回目です。

 

お悦に別れの挨拶をするため清悦庵を訪れた賢作は、これから山の根にある朝鮮人参の畑に行こうとしていた。朝鮮人参に対する代官所の理不尽な理由を高見沢と共に聞いたお悦は、直ちに賢作と山の根へ向かうのだった。

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小牧真子個展「hanano yume」 木内達朗個展「FAST TRAVEL」 グループ展「海外文学装画ワークショップ東京創元社の本を描く」

昨日24日は晴れていたが風の強い冬晴れで、MJの友人と待ち合わせてギャラリーを巡ってきた1日だった。合間にランチとお茶をとって久しぶりにのんびりとゆっくり、こうして友人と会って近況や絵の話ができることはとても楽しく、充実した時間を過ごすことができた。


小牧真子個展「hana no yume」HBギャラリー:表参道

MJの友人小牧真子さんの優しい眼差しが感じられる花の集まりです。デジタルで描いた絵をジークレー印刷で仕上げた作品は色がとにかくセンスがあって美しい。デジタルでの制作過程の話はとても参考になりました。1個の点からアレンジされた線や面からなる構成方法は聞いていなかったらとても想像がつかない。マイブラシを作成する過程は大変そうだ〜〜!

小牧さんのサイトです。→ https://comakimaco.myportfolio.com/


木内達朗個展「FAST TRAVEL」ギャラリーハウスMAYA1・2:青山

著名なイラストレーター木内達朗さんの個展へ。

MAYA1では油絵がメインのパーソナルワーク、20〜50号くらいのサイズでリボンがレイアウトされている。何かの暗示だろうか。久々に油絵を鑑賞、なんだか懐かしい。

MAYA2ではクライアントワークをキャンバスにプリント。最後の3展の景色の写真がそれだが絵のバランスと色合いが素晴らしかった。

木内達朗さんサイトです。→ https://tatsurokiuchi.com/


グループ展「海外文学装画ワークショップ東京創元社の本を描くvol,6」ギャラリーDAZZLE:外苑前

MJの友人が参加しているグループ展に行ってきました。課題の本が与えられその装画を描くという毎年恒例のワークショップの展示会です。アイデアの絵を2〜3点から始まってステップを踏みながら何回か絵を描き進める。そうやって挿画を仕上げていくという過程も展示しているのでとても参考になります。MJからはキムラキコさんと邦子さんが参加。2人のサイトです。

https://kikorodo.com/index.html

https://ameblo.jp/kunikomori/

 

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新聞連載「続・お悦さん」1月14日号 2024

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月14日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」60回目です。

 

”草木様畏敬の令”によってお悦たちの畑や建物が次々と潰されていく。様子を見に福寿園に行った高見沢が手足が傷だらけになって帰ってきた。高見沢は松五郎と長吉と共に帰る途中で多数のごろつきに取り囲まれたが、二人は傷ひとつ負わずにごろつきたちを退散させたとお悦に伝えた。

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新聞連載「続・お悦さん」12月31日・1月7日新年合併号 2024

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月31日・1月7日新年合併号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」59回目です。

 

梅毒の黒幕を探るなか清悦庵のヨモギ畑が奉行所によって根こそぎ荒らされた。典薬頭今大路親信の跡を継いだ今大路道輝に乞われて草木庵を開いた弟子の佐伯賢作を訪ねたお悦は、賢作から経緯を聞きまだ会ったことのない今大路道輝の屋敷へと向かう。

新聞連載「続・お悦さん」12月24日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月24日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」58回目です。

 

奉行所の調べによって荒らされていた清悦庵はヨモギ畑が全滅であった。お悦はヨモギを分けて貰うために関口水道の草木庵の賢作を訪ねた。裏手の枝折戸を開けると、摘み取った忍冬の茎葉を入れた籠を手に賢作の目が憤怒に燃えていた。昨日からこの草木庵もお上の差配となり草一本摘むことも許されなくなってしまった告げる。

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新聞連載「続・お悦さん」12月17日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月17日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」57回目です。

 

 お悦と高見沢にかけられていた一連の嫌疑は晴れて、小石川療養所での働きから清悦庵に帰ってきた二人だったが、そこで見たものは庭中が掘り返され様々な薬草が駄目になりかけていたことだった。二人は庭を巡って草木の状態を調べていく。

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小池ふみ個展「Small Things」、グループ展「NEW CLASSICS 2023」 2023

年の瀬が迫るなか、久しぶりにギャラリーに行ってきた。寒波ということだったが歩いているうちに汗ばむほど。表参道は平日昼間なのに相変わらず人が多かった。今日は帰宅後も合わせ1万2千歩も歩いていた。少しは運動不足解消になったかな。


小池ふみ個展「Small Things」HBギャラリー:表参道

MJの友人小池ふみさんの個展、最終日に久々に原画を見ることができた。小池さんの描く絵は普段の日常を切り取っている優しく素直に訴えかけて気持ちの良い、そんな全体の印象だった。仕事も多く手がけていて、最初の2枚は某会社のカレンダー特にこの2枚が好きでした。二人の息子さんの絵や、優しいイメージの立体も印象に残った。人気のイラストレーターらしく殆どの絵が売約済みでしたー!


NEW CLASSICS 2023」ギャラリーハウスMAYA & MAYA 2 :青山

ギャラリーハウスMAYAでの企画展、活躍している大勢のイラストレーターが描く展覧会に行ってきた。

時代を超え親しまれ愛され続ける「個展」をテーマとしている。

寺田克也さん、牧野千穂さん

タダジュンさん、北見隆さん、町田尚子さん、日野まきさん、東逸子さん、峰岸達さん

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新聞連載「続・お悦さん」12月10日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月10日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」56回目です。

 

船道具小屋に駆けつけてきた同心の細貝と源次は、そこで死んでいた男とお悦と高見沢を見て疑問を投げかける。お悦は、男は自殺ではなく他殺である理由を告げ、これでは自分達が下手人ということになると揶揄するように言った。源次はお悦の物言いに怒り細貝がどれほどお悦や高見沢を庇ってきたのかを淀みなく話すのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」12月3日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月3日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」55回目です。

 

かつて清悦庵で出産したお仙が見つかった船道具小屋へ向かうお悦と高見沢。冬の長い夜が明けようとする頃、暗闇の中から白い朝の光が溢れ出していた。お仙は船道具小屋でどのような殺され方をされたのかを確かめるためだったが、そこで二人が見たものとは。

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新聞連載「続・お悦さん」11月26日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」11月26日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」54回目です。

 

ある冬の朝、同心の細貝からの使いが来て、岡っ引の源次と共に番屋へと向かった。そこには菰を被された骸があり細貝が菰を取るとそこには首にくっきりと縄の跡があるお仙が横たわっていた。大森浜の船道具小屋で首を吊って自害していたというお仙だったが、お悦は匂いで毒殺と言い切るのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」11月19日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」11月19日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」53回目です。

 

十三歳のお秋は清悦庵で暮らすことになり手伝いを申し出る。高見沢は怪我の治療に使う巻木綿を巻く仕事と、犬のきなことあずきの相手を頼む。一月ほど経ちお秋の母親と義父がお秋を取り戻しに来たため、高見沢はお秋を松葉屋に預けることになった。

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水沢そら個展「逍遥する光」

小春日和が何日か続いた昨日、MJの友人、水沢そらさんの個展に行って来た。

最近は、外国からの観光客がどっと増えて、地下鉄も街中も外国人が目につくようになった。

 

★ 水沢そら個展「逍遥する光」SPACE YUI :南青山

そら君の個展には初期の頃からもう何度も見に行っている。イラストレーター「水沢そら」として進歩する過程を、何年にもわたって見ることができるのは、とても幸運なことと思う。

女の子の向こうに何かがある、じっと見つめる瞳は深として、見る者によって幾通りにも解釈できそうな不思議な感覚です。

無理がなく自然体になって、何枚も描かれた猫もみんなのんびりしているように見えました。

彼のサイトが新しくなっています。ぜひ見てください。→https://mizusawasora.com/

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新聞連載「続・お悦さん」11月12日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」11月12日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」52回目です。

 

瓦版で清悦庵のおかしな噂が立っているが、お悦と高見沢は全く意に介さず笑うばかりだった。ある夜、雪に変わりそうな雨の中、以前に母親に連れられてきた娘が押しかけてきた。寝巻き姿のままずぶ濡れで震えながら立っていたのは、長屋を飛び出してきた十三歳のお秋だった。

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新聞連載「続・お悦さん」11月5日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」11月5日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」51回目です。

 

患者が途切れお悦と高見沢が休んでいると、大八車に乗せられ、意識のない出産間近の妊婦が急ぎ入って来る。産道は鮮血に溢れ、子宮破裂が疑われた。高見沢は麻酔を施し、腹部にメスを当てると血飛沫が上がり胎児が出てきたがぐったりとしている。お悦は盥の水で血を清めると両足を掴んで逆さにした。

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新聞連載「続・お悦さん」10月22日・29日合併号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」10月22日・29日合併号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」50回目です。

 

清悦庵のお悦の元には、不妊に悩みの他に中絶を望む女たちもいた。お悦は母親に付き添われてきた十三歳になる娘の堕胎を頼まれる。深くは考えず明るく頼む母親、身じろぎもせずに襖の向こうに座っている娘。お悦は子供にも言い分はあるといい娘と向かい合う。どうすることが娘にとって幸せなのか、産ませるべきかそれとも・・。

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新聞連載「続・お悦さん」10月15日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」10月15日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」49回目です。

 

夫から梅毒を伝染され身籠った妻たちは早産・死産で我が子を失った後、自死を選ぶことが多かった。臨月の身で清悦庵を訪れた女は自身の病のせいで嫁ぎ先にも実家にも戻れぬ身だった。お悦の薦めで修行したその女は髪をおろし、松葉屋の主人と長吉によって建てられた供養所が建つのを待っている。

新聞連載「続・お悦さん」10月8日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」10月8日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」48回目です。

 

友禅屋から若旦那が毒を飲んだとの知らせにお悦と高見沢は急行する。高見沢はマメハンミョウの毒と判断し息子は一命を取り戻した。息子の仕事部屋にはさまざまなハンミョウの絵柄が描き起こしてある。若旦那は梅毒になり死を考えてハンミョウの絵から毒のあるものに行き着いたのだった。

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若林夏個展「good condition」、グループ展「Mention from another Dimension」、渡辺由美個展「Delight」

今週から急に涼しくなり秋らしくなった。10月の頭まではこの暑さがずーっと続くような気がしたものだが、昨日は気候も良いので久しぶりにギャラリーを回るために出かけた。


若林夏個展「good condition]」HBギャラリー:表参道

MJの友人、若林さんの個展の最終日に行った。彼女の絵は描き込みが凄くて腱鞘炎の心配をするほどだ。その分、隅々まで込められた表現はいつも元気をもらえる。今回は、FUYUNOHIRU(冬の昼)NATUNOYORU(夏の夜)の2点は同じ家の設定で描かれていて

細かな相違点が楽しい作品、落ち着いた色合いなのも秋にふさわしい感じがしました。


グループ展「Mention from another Dimention」ー異次元からの呼びかけー ギャラリーDAZZLE:外苑前

異次元殻というタイトルのようにどなたも皆、発想が面白く、また作品の質も高くてじっと見入る絵が多かった。

 

早川洋貴さんの作品

MAYAの装画コンペで賞を取っていて、発想、描き方の質感、塗り方もとても素敵だった。

 

安田マーシーさんの作品

ポップな絵だが、どことなくシュール。

 

フジ・ミサキサンの作品

マリー・ローランサンを思わせる色使いが不思議感を出して優しい仕上げになっている。

 

稲葉なつきさんの作品

発想がユニーク。顔彩で描いてあるが薄塗りなのでわかりずらかったかな。

 

Manabu Yamaguchiさんの作品

人物は切り貼りステンシルでとあった。バックはローラーで塗ったとあった。絵がうまいな、全体の印象が面白かったです。


 

渡辺由美子展「Delight」ーbird and plants-ー ギャラリーハウスMAYA:青山

1枚目の絵が好きで見に行ってみた。画材の中にエフェクト塗料とあるのは全体に散りばめられた金粉のようなものなのだろうか。和紙に描いているが全体にシックな色合いが良かったと思う。

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新聞連載「続・お悦さん」10月1日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」10月1日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」47回目です。

 

松葉屋の寮から戻ったお悦と高見沢。江戸の街では梅毒が広がっていたが、お悦は誰かが意図的に感染を拡大させていると考えていた。同心の細貝は奉行の命でしか見ることができない不問の件や下手人不明の綴りを見ることが叶い、お悦は細貝の協力を得ながら真犯人を探っていく。

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新聞連載「続・お悦さん」9月24日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月24日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」46回目です。

 

高見沢はお悦が関わっている事件について、自分にも手伝いをさせてくれるよう頼み、お悦は高見沢と一緒に向島へと向かう。冬場早朝の舟は殊更寒さが沁みる。江戸時代の流行風邪は致命的で、高見沢は川に潜む流行風邪の魔人が潜んでいる気がすると言い、川面に手を合わせるのだった。

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坂内拓 作品展「焦点」、Tsuin 個展「はなとどく」 2023

今年の夏は異常に暑く夏バテもしたりで、外出をほとんどしなかった。9月も下旬になって少し涼しくなったので出かけて来た。


坂内拓 作品展「焦点」dessin :中目黒

坂内さんの個展は久しぶり!「焦点」のタイトルのようにアップに切り取った作品が何枚か、面白い切り口で色使いも綺麗で新しい面を見た感じがしました。若い方が多く、固定ファンのようでした。坂内さんの絵はお洒落で部屋に飾りたい!と思わせるんでしょうねー。


Tsui 個展「はなとどく」HBギャラリー:表参道

独特の個性を持つTsuiさんの新作原画を久しぶりに拝見!

情感に訴えるような、気持ちが吸い込まれるような素敵な絵ばかり。Tsuinさんの描く女性の顔だちが好きなんですが、
今回は「怖い」を入れたそうで、ちょっと凄みがありました!壁面のレイアウトもとても良かったね。
モノクロ縦の3点は、雑誌の挿絵ですがベニヤに荒くジェッソを塗って薄描きで黒を何層にも重ねているんだそうです。ニュアンスがあって個性的な怖さでした。
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新聞連載「続・お悦さん」9月17日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月17日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」45回目です。

 

香具師の元締、松五郎から話を聞いて寮から戻ったお悦は夕刻を過ぎ、さすがに疲れて寝入ってしまった。目を覚ますと厨から包丁を使う音が聞こえる。一瞬、お悦は亡き今大路信親が生き返って、かつてのように疲れたお悦のために朝食の支度をしていると思ったが、それは高見沢がお悦のために立ち働いている姿だった。

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新聞連載「続・お悦さん」9月10日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月10日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」44回目です。

 

香具師の元締め、松五郎の寮へ連れて行かれたお悦は、そこで腹痛に苦しむ松五郎を助ける。お悦は訪ねて来た理由を言うと、松五郎は大声で笑い、長吉の手を握ってお悦に話すことを促した。二人の仲では梅毒はあり得ない、そして梅毒をばらまいた奴を自分達が成敗した話をするのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」9月3日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月3日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」43回目です。

 

友禅屋がきた翌日、同心の細貝が訪れた。梅毒をばらまいている奴をすぐにでも突き止められと言った細貝だが、なかなか手がかりが掴めずにいることを謝るとともに、最も疑わしい奴をまずは調べたいと、香具師の元締松五郎の元へ行くにあたり、お悦にも同行を頼んだ。松五郎の松葉屋の店先には若い衆がたむろしていて細貝の十手にも臆さず刺青をちらつかせた。

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新聞連載「続・お悦さん」8月27日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」8月27日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」42回目です。

 

同心の細貝はお悦から、梅毒を患うとどうなるのかの説明を聞き、梅毒をばら撒きたい奴が市中を跋扈している状況に、自分も探す手伝いをしたいと怒りをあらわにする。そんな折、呉服問屋友禅屋の主夫婦が訪ねてきた。息子に嫁取りの話があるがその話を嫌って私たちを避けているという。倅の描く花鳥風月の友禅模様は古典を踏まえつつも新しさがあり、その才に惚れ込んでいる方々もいるので家業を投げ出されたくないと相談をするのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」8月13・20日合併号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」8月13・20日合併号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」41回目です。

 

「清悦庵よろず相談処」には人が集まり始め、お悦は梅毒の様々な相談を受けるようになった。高価な間違った薬による症状の悪化への対処や、滋養の摂取、医者の見立ての不安への励ましと、お悦は忙しい毎日を過ごしていたが、ある日、同心の細貝が訪ねてくる。細貝は暗に高見沢との同居の噂や自分の気持ちを話すがお悦は取り合わなかった。疑問に思っていた大八車の事故でなぜ荷物に薬屋の屋号が刻まれていたのか細貝から説明を聞く。

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新聞連載「続・お悦さん」8月6日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」8月6日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」40回目です。

 

清悦庵に移ってきた高見沢龍之介と犬のきなことあずき。清悦庵の木札の隣に相談処の案内も載せた。この時代に蔓延していた梅毒、それにより死産が増え母親の自死さえ増えている。梅毒を病む犯人が意図して蔓延させようと企んでいる事件を阻止したいと、お悦は毅然として言い放った。

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新聞連載「続・お悦さん」7月30日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」7月23日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」39回目です。

 

「きなこ」と部屋の奥にいた柴犬より大型の犬を呼んだ。高見沢は事故の折、足を砕かれた野良犬を手術で助けていたのだった。「目の前の命に、人と生き物の違いはありません」きなこは目を覚ました仔犬の鼻先を優しく舐めた。お悦は高見沢に清悦庵を助けてくれるよう依頼し、高見沢はきなことお悦が「あずき」と名づけた犬と共に清悦庵に引っ越してきた。

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新聞連載「続・お悦さん」7月23日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」7月23日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」38回目です。

 

「高見沢龍之介先生と一緒に治療をさせていただき、大変勉強になりました」訪ねてきた同心の細貝にこう言って、お悦は高見沢の住まいを尋ねた。細貝は仲間を持たない一匹狼の高見沢とお悦が縁を深めることに反対のようだったが渋々承知し、お悦はその日のうちに住まいを訪ねると、高見沢は負傷した仔犬の足をメスと麻酔薬で治療をしているところだった。

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新聞連載「続・お悦さん」7月16日号 37回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」7月16日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」37回目です。

 

高見沢とお悦は怪我人の手当てを次々とこなしている。高見沢は先ほど止血の処置をした若い男はかろうじて息をしているが、傷の切り口を完全に焼き塞ぐことができなかった。高見沢は決心して麻酔をし傷口の縫合を始めようとしていた。

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新聞連載「続・お悦さん」7月9日号 36回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」7月9日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」36回目です。

 

高見沢とお悦は事故にあった怪我人の処置を懸命にしていく。お悦は血が吹き上げている若い男の大腿部を巻木綿(包帯)で固く縛ると、高見沢は真っ赤に焼いた鉄の止血棒で血管の切れた箇所に当て、動脈の切り口を焼き切った。

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新聞連載「続・お悦さん」7月2日号 35回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」7月2日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」35回目です。

 

第三話が終わり「第四話 高見沢龍之介」が始まった。六尺の身長石の強い顔と大きな鼻、厚めの唇、理知の光を放ちつつ濡れたように見える情味のある目・・和田先生の人物の描写は詳細に書かれているのでそれに沿った顔立ちを描くのが大変でした。

往診の帰りに通りまで来ると、疾走する大八車に轢かれて大勢の怪我人が出ているところに遭遇した。お悦はそこに倒れている妊婦を診ていると「あなたは医者ですね」と声をかけられた・・。

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新聞連載「続・お悦さん」6月25日号 34回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」6月25日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」34回目です。

 

お悦の元へ、日出屋からの文と料理帖そして土鍋に入ったヤツメウナギ料理が届けられた。蓋を開けるとヤツメウナギの赤葡萄酒煮の芳香が広がった。文には続いて「私の料理帖を日本橋の一膳飯屋塩梅屋の季蔵さんまでお届けいただけないでしょうか」と書いてあった。料理長を見る季蔵の後ろ姿を描いています。

 

和田はつ子さんの大人気シリーズ「料理人季蔵捕物控」は現在44巻目で長く読まれている時代小説です。私はずっと愛読しているので、季蔵の名前が出てきた時にはとても嬉しくなってしまい、挿絵は季蔵を描こうと決めていました。このシリーズは1巻目から私が尊敬するイラストレーターの安里英晴さんが描かれています。

安里英晴さんブログ→https://sashieari.exblog.jp/

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新聞連載「続・お悦さん」6月18日号 33回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」6月18日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」33回目です。

 

ヤツメウナギ、ウナギとスッポン料理に関連した殺しの首謀者が捕縛された。事の顛末を酷薄な微笑いを浮かべて話終えるとゾッとするような挑戦的な高笑いをするのだった・・。

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新聞連載「続・お悦さん」6月11日号 32回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」6月11日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」32回目です。

 

お悦が呼ばれた先の夕暮屋は亡くなっていて毒死と思われた。数日後お悦は、人だかりの中で瓦版屋が、さるお大尽が仲間のお大尽を殺したと叫んでいるところに出くわした。日出屋は捕縛され番頭卯吉が切り殺されているのが見つかる。

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新聞連載「続・お悦さん」6月4日号 31回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」6月4日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」31回目です。

 

夕暮屋の話とは日出屋との遠い昔、子供の頃の話だった。乳が出ずに 日出屋の母親から貰い乳をしていたが、ある事件をきっかけにそれぞれの母親は亡くなった。夕暮屋と日出屋が10代の頃、お腹いっぱい飯が食える食べ物屋になるために二人して村を出た。日出屋はなぜ今になってヤツメ料理競べをしようと言い出したのか?数日後、更けに夕暮屋のお辰がお悦を呼びに来た。

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新聞連載「続・お悦さん」5月28日号 30回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」5月28日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」30回目です。

 

夕暮屋から相談を受けるお悦。飼っていた猫が次々と死に、厨で鼠や油虫の嫌がらせを受け脅迫の文も投げ込まれているという。そしてお悦の問いに乳兄弟だった日出屋との過去を話し始めるのだった。

 

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新聞連載「続・お悦さん」5月21日号 29回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」5月21日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」29回目です。

 

お悦は往診の帰り道、細貝の下で働いている岡っ引の源次を見かけ汁粉屋へと誘った。甘党の源治が6杯目の汁粉を平らげた後、日出屋と夕暮屋、それぞれの市中での評判を聞いた。源次は、味は比べようもなく美味しい日出屋だが、夕暮屋は安さと若い仲居の多さ、お辰の引き札など商売上手な夕暮屋の方が客が多いと告げる。

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新聞連載「続・お悦さん」5月14日号 28回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」5月14日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」28回目です。

 

中風で倒れた日出屋の主人の診療を施し汗みずくになったお悦。目を覚ました日出屋は三途の川の夢の話をすると、卯吉は主の手を包み込むように握り、すべてはお悦先生のおかげだと告げる。お悦はこれからの養生を話し日出屋はそれを守ったが、お悦に幼馴染の夕暮屋との約束であるヤツメ料理の夢を語るのだった。

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「MJイラストレーションズブック 2023」発売になりました! 2023

今年は「MJイラストレーションズブック」を出版してから10冊目となる記念号です!2013年に1号目を出版したときは、93名の参加だったが、今年は183名とほぼ倍増になった。毎回の参加で感慨深い・・。創刊時からずっと編集委員を担当してきたのでなおさらに感じる。

左ページに、明治時代に生きた陸奥宗光の生涯を書いて絶筆となった小説、葉室燐氏の「暁天の星」の装画を載せているので、今年は時代物の絵ではなく、昭和メモリーズの絵にして統一感を出してみた。

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新聞連載「続・お悦さん」4月30日・5月7日合併号 27回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月30日・5月7日合併号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」27回目です。

 

夕暮屋での事件の何日か後、向島にある日の出屋の寮へ往診を頼まれた。大番頭卯吉が主人の症状を告げると、お悦は薬籠に必要なものを入れて駕籠で向かった。

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新聞連載「続・お悦さん」4月23日号 26回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月23日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」26回目です。

 

お悦は病人の出た夕暮屋に急遽呼ばれ、食通で江戸食べ物案内を書いている山手仁左衛門を診察、すぐに同心の細貝を呼んだ。

夕暮屋は日出屋と双璧で、市中で一、二を争う高級料理屋だった・・。

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「装画の仕事」展に参加していました 2023

お知らせ遅くなりましたが、グループ展に参加していました。

「装画の仕事」展 ギャラリーDAZZLE:外苑前 2023-4,11〜4,22

葉室燐 著「暁天の星」の原画を出展しました。

2020年の3月に、やはり「装画の仕事」展で「暁天の星」の単行本を出展したのですが、今回はこの本の文庫化で描いたものです。

展示会に出すのは3年ぶり、友人もたくさん見にきてくれて嬉しかった。ありがとねーー!会場の写真はギャラリーの村松さん配布のものです。

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新聞連載「続・お悦さん」4月16日号 25回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月16日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」25回目です。

 

お悦の記してきた”清悦庵出産帳”を読んだおみ乃は、お悦に乳付やお産の往診の手伝いを申し出る。最近は産科の仕事で埋め尽くされていたので、この大変な仕事をおみ乃に頼みたかったお悦は安堵し、産科以外の往診に出かけていくのだった・・。

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フィリップ・ワイズベッカー作品展「BACK AND FORTH」 2023

16日にMJの友人3人と半年ぶりにランチをした。その後ギャラリー巡りをする。

ギャラリーDAZZLEの「装画の仕事」展(後日載せる予定)を見た後、同じ青山通りにあるGALLERY CLASKAへフィリップ・ワイズベッカー作品展を見に行く。

私はこの高名な作家をよく知らなかったため新鮮な気持ちで見た。シンプルにこんなふうに表現できたら気持ちが解放されてスッキリしそうだなー!ギャラリーの説明に「同じモチーフであっても、新たな技法・アプローチで描くことで「BACK AND FORTH=行きつ戻りつ」しながら進化し続ける作品」とあった。click→ワイズベッカー

2〜6枚目はMさんの写真を転用させてもらいました。

ここから私が撮った写真です。紙質のこだわり。絶妙なレイアウト。建物の狂ったパース。無造作な日用品。どういう部屋にも合いそうに思う。なんていうのかな?見ていた時より今の方がぐっと印象深いです。

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新聞連載「続・お悦さん」4月9日号 24回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月9日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」24回目です。

 

清悦庵で働いてくれていたおみ乃は、今は夫で医師の佐伯賢作と共に医療の手伝いをし、薬草園での手入れとその利用をしている。おみ乃はそこで作った「万病癒し菓子」とたんぽぽ茶を持って訪れた。お悦はおみ乃に清悦庵での仕事「乳べり」の手伝いを頼む。

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吉泉ゆう子個展「豹愛」、グループ展「誰かの肖像」 2023

吉泉ゆうこ個展「豹愛」Gallery Blue3143:表参道

MJの昔からの友人、吉泉ゆう子さんの個展に行ってきました。

「豹愛」豹柄が好きで雪豹が好きで、そこにこだわって描いてきたという吉泉さんのこの個展!すごく元気の出る個展でした!最高でした!
とにかく自由で明るくて吉泉さんの性格が存分に発揮されて、見た人は全員ハッピーになったんじゃないかな?どの絵にも豹柄が!!
ここで友人で売れっ子のイラストレーター山本祥子さんともバッタリ会って!これだからギャラリー巡りはやめられませんよねえ。最後の写真は豹柄の吉泉さんと山本さん。ADIDASで豹柄のトップスだしてるんだね!
吉泉ゆう子さんHP→http://momoyama-ch.com/

山本祥子さんHP→https://www.sachi-coll.net/blog/


グループ展「誰かの肖像」The portrait of someone ギャラリーDAZZLE:外苑前

MJブックメンバーの森きなこさんが参加した5人のグループ展。肖像なので人物を描いているのですが、皆んな上手だなーー!個性があって技術も高くて見応えありました。会場内が深として品のある佇まいでした。

 

希美さんの絵はシンプルでデザインされた構成でとても感動しました。

希美さんHP→https://creatorsvalue.jp/user/912/

 

洞 智子さんの絵!パステルで描いているんです!この画像でははっきり見えないけど質感がしっとりしてテクスチャが微妙にあって、何だろうと思ったらパステルでした。しかも色が違う部分はマスキングしてある、テーピング?カットしてあるし!すごく手間のかかった素晴らしい絵でした。洞さんのHPです。→https://horatomoko.com/

 

MJの後輩、MJブックメンバーの森きなこさんの絵です。表現も塗りもとても個性的ですね!もうちょっと顔に差があってもよかったかな?

森きなこさんHP→https://mori-kinako.jimdosite.com/

 

坪本幸樹さんは達者ですねー!小説誌に挿絵や、本の装画も描いている方なので線がイキイキしている。今回はモノクロの展示ですがカラーの絵も素敵です。坪本さんHP→https://kokitsubomoto.myportfolio.com/illustrations

 

辻本きょうこさんの絵はシルクスクリーンです。シンプルな線が訴えかけてくるような絵でした。

辻本さんHP→https://mid46.tumblr.com/

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新聞連載「続・お悦さん」4月2日号 23回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月2日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」23回目です。

 

 木乃伊の競りをしていたクラに潜み火を放った乳母は、家老の稲田にすがりつき一緒に死んでくれと頼むが逆上した稲田に切り付けられた。そして白萩藩の若君は・・。

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新聞連載「続・お悦さん」3月26日号 22回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月26日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」22回目です。

 

乳母が向かった先で行われていたことは・・お悦は乳母の後ろに身を寄せて白萩屋の競りの声を聞いた。江戸時代は木乃伊が漢方薬として扱われていたんですね。

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「小説新潮」扉絵を描きました 2023

新潮社「小説新潮」2023年4月号「初の歴史時代小説特集」で砂原浩太朗氏の「夜露がたり」シリーズの短編「幼なじみ」の扉絵を描きました。

3月22日発売です。砂原氏のファンだったのでとても嬉しい依頼でした。

砂原氏の小説「高瀬勝左衛門御留書」「黛家の兄弟」は発売時に読んでいます。品の良い文体と格調の高さは藤沢周平作品に通じると思います。

この2作品は時代小説好きであれば是非読んでもらいたいですーー!

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新聞連載「続・お悦さん」3月19日号 21回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月19日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」21回目です。

 

家老の稲田は乳母と関係を持ち、五月丸を亡きものにしようとしていたことを知ったお悦は、食事の重湯に入れられているかもしれない毒を調べるためにそれを金魚鉢に入れた。寝ずの番をしていたお悦は不覚にも眠気に襲われている間に乳母はどこかへと消えた・・。

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新聞連載「続・お悦さん」3月12日号 20回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月12日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」20回目です。

 

お悦は白萩藩の若君である五月丸の治療のため、回復するまで屋敷内に留まることとなった。自室にいたお悦は廊下の足音を聞き、向かいの乳母の部屋の襖に耳を当てた。そこで語られた内容とは・・。

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新聞連載「続・お悦さん」3月5日号 19回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月5日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」19回目です。

 

跡取りの病死が相次ぎ、木乃伊商いの疑いもある片萩藩を同心片貝の頼みで探ることになったお悦。

 家老の稲田は太り気味の猪首、赤ら顔で唇の分厚さが獰猛貪欲に見える四十歳半ばの小男、しかも好色そうな目つき! 藩主出羽守和宏はひょろりとした痩せ型でまだ三十歳にもかかわらず血色も悪く家老より年上に見える。長く酒食や美食不摂生でじわじわと乱れが進んでいる・・って家老と藩主の描写があるので、それに沿った人物を描いてみたが、本当に嫌な奴っぽくなってしまいました〜。

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新聞連載「続・お悦さん」2月26日号 18回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月26日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」18回目です。

 

同心の細貝は、お悦に片萩藩江戸屋敷に若君の往診として入るよう依頼する。片萩藩は木乃伊を作って江戸で売る商いに関わる疑いがあった。多くの人が不慮の死に見せかけられて命を奪われているとしたら断じて許されないーお悦の目には不動明王が宿っている・・。

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「ペーターズギャラリーコンペ受賞者展」、「待雪草ー花に聞く」、本田亮個展「英国のメトロに揺られ僕は見た」2023


 「ペーターズギャラリーコンペ2022受賞者展」ペーターズギャラリー:神宮前

ペーターズギャラリーのコンペは「人物を描く」が毎回のテーマになっている。最終日にやっと行くことができたー。今年の審査員はMJイラストレーターズ主宰のイラストレーター峰岸達氏、Fスクール主宰のイラストレーター福井真一氏、グラフイックデザイナーの有山達也氏の3人。それぞれの名前を冠した賞が与えられる。MJの四宮愛さんがなんと峰岸達賞と福井真一賞のダブル受賞だった!!四宮さんの独特な個性と発想力と表現力はイラストレーターとして最高の武器ですね。MJに通っていた当初から描かれる絵に魅了されていました。今回は10点以上も新作があり、原画の素晴らしさを堪能した。技法などご本人にききたかったなぁ。

四宮愛さんHP→http://a-snmy.nyanco-mico.com/

 

峰岸賞次点の、もんくみこさん、前田なんとかさん。もんさんはデジタルでいつも描いているけれど、この絵はアナログで色の境の処理が絶妙だった。なんとかさんの絵はとにかく丁寧、サイズが小さいのが意外だったな。できればもっと大きな紙の方が迫力あったと思う。二人とも人物がテーマとはちょっと離れるけれど、絵における人物の注目度という点が良かったのだろう。

もんくみこさんHP→https://monkumiko.wixsite.com/space-mon

前田なんとかさんHP→https://nantokamaeda.jimdofree.com/


 グループ展「待雪草ー花に聞く」ギャラリーOPA:表参道

20人がそれぞれのスノードロップをテーマに描いたグループ展を見た。スノードロップは春一番に咲き始める可憐な花で、東京で見る花は13センチくらいだが、寒い冬から目覚めたばかりの実家の庭では5センチくらいの小ささだった・・懐かしいなあ。


本田亮個展「英国のメトロに揺られ僕は見た」HBギャラリー:表参道

この日は最初に行ったペーターズギャラリーでMJの友人南之園ゆりこさんとバッタリ出会い一緒にギャラリー巡りをした。本田さんは以前に南之園さんと二人展をした時からの友人なんだって!イギリスの美術大学を出たので英語も堪能だっただろうし、とにかく楽しい絵でした!大昔に仕事でイギリスに行ったけれどメトロには乗らなかったなぁ、残念。

本田亮さんHP→https://www.ryohonda.com/news

南之園ゆりこさん→https://yurikominaminosono.com/illustration/

 

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新聞連載「続・お悦さん」2月19日号 17回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月19日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」17回目です。

 

「人の木乃伊が労咳の一番の特効薬、最近は以前より多く出回っていて即身成仏をされた尊い上人様の木乃伊と騙る商いがあるらしい」と同心の細貝は言い、お悦に是非とも往診をお願いしたい先があると言うのだった・・。

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新聞連載「続・お悦さん」2月12日号 16回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月12日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」16回目です。

 

浮かぬ顔で訪ねてきた同心細貝に、お悦は福茶でもてなした。黒豆、玄米、昆布、梅干し、山椒に煎茶を注いだもので、細貝は空也上人が観音様に献上した茶で救われるとの夢のお告げを得て万人に勧め疱瘡のが快癒した、と言う謂れを話す。そして・・。

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新聞連載「続・お悦さん」2月5日号 15回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月5日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」15回目です。

 

労咳に侵されたお駒の母お早紀に、折入って話があると相談された内容とは人体由来の薬である木乃伊丸、しかも修験道の方々の骸の木乃伊(ミイラ)を手に入れてほしいとのことだった。その夜、お悦は悪夢を見た・・。

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新聞連載「続・お悦さん」1月29日号 14回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月29日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」14回目です。

 

お悦は労咳(結核)患者のお駒の診察へと出かけた。お駒はさる大名に見初められ男子を出産したものの衰弱を機に若君を大名家に置いたまま実家に帰された。お駒の母お早紀は娘が受けた仕打ちをお悦に話し、折入って話があると相談された内容とは・・。

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「宇野亜喜良*万華鏡」「花井正子展・ヨビゴエ」「東京創元社の本を描く修了展」2023

10年に一度という寒波が来ているが、東京は雪も降らず空気が冷たく乾燥しているだけだ。昨日はよく晴れて寒いが歩いていると汗ばむほどだった。久しぶりに出かけたが歩数は8,000歩ほどで運動にはなっていないかも。銀座は土曜日とあって人出も多くそのほとんどがいまだにマスクである。新型コロナは2類から5類に5月には引き下げるとのこと。5月にG7が日本で開催、議長国のキシダとしては、なんとしてもマスクをやめさせたいんだろうね。世界ではもうほとんどの国がしていないし。


「宇野亜喜良*万華鏡」銀座ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー):銀座7丁目

昨年12月からやっていた宇野亜喜良さんのポスター展。1FとB1Fで過去と現在の仕事が一挙に見られる展覧会で今月いっぱいで終了する。

宇野さんはMJイラストレーションズにゲスト講師として2度ほど来塾されたことがあり、懇親会では親しくお話もさせていただいた。気さくで優しいお人柄、いつまでも若い気持ちを持ち現在でもこうして精力的に展覧会を開いているがその独創性に感動する。B1Fの過去の作品群は1970年代の絵が多く、自分が若い頃によく見ていたので懐かしい気持ちだったが宇野さんはこの仕事をしていた時って30台の半ばだったのねーー!

天井桟敷のポスターは特に懐かしい。ジュリーもいる! 宇野さんがMJに寄せてくださった直筆の案内文を載せておきます。


花井正子展「ヨビゴエ」ギャラリーハウスMAYA:青山

とにかく気になっていたので最終日にようやく行くことができた。画材が気になってキャプションを見ると、pastel on board、とある。パステルとは!かなり驚いた!ご本人がいらしたので、いろいろとお話を聞くことができて参考になった。パステルは粉を擦り付ける画材で、通常は淡い優しいイメージになるのだが、花井さんの絵はむしろ重厚感があり抽象と具象の中間でかなり気持ちを惹きつけさせる。見る人によって抱くイメージがかなり違うのではと思う。これはかなりの厚みがあるので何層重ねているのか聞くと10層くらいとのこと。層毎に定着液を吹き付けて厚みを出している。段層ごとに色を変えているので不思議で微妙な色調だ。引っ掻いた線は中程の色になる。美しい作品だった。


海外文学装画ワークショップ「東京創元社の本を描く」修了展 ギャラリーダズル:外苑前

MJの友人田口実千代さんと後輩の牧角春那さんが参加しているグループ展に行った。ダズルの企画で本の装画、カバーの絵を描くというワークショップで、最終的に決まった絵になるまでにデザイナーの指導で進めるという行程が見られるのも大変参考になった。

二人のホームページです。気持ちがゆったりする絵ですのでぜひ見てほしいと思います。

田口実千代さんHP→https://mitiyotaguti.tumblr.com/

牧角春那さんHP→https://harunamakisumi.com/

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新聞連載「続・お悦さん」1月22日号 13回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月22日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」13回目です。

 

後産の最後の往診宅には大村裕庵がいた。脂粉の匂いのする産婆と大村裕庵はお悦を嵌めようとしてお悦を呼び、処置が失敗するのを企んでいるようだった。お悦は3時間ほども付き添い出産の後処理を済ませたが、母親の今後の体を思い辛い気持ちになるのだった・・。

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新聞連載「続・お悦さん」1月15日号 12回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月15日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」12回目です。

 

第二話「産屋泥棒」です。

お悦は五件続けて出産の後産に立ち会う。後産とは赤子が生まれた後に出てくる胞衣(えな)いわゆる胎盤のことをいう。江戸時代はこの後産始末での失敗で後々母親が辛い目に遭うことが多かった。お悦の持つ卓越した技術に頼る人は多く、この日最後の妊婦は難産で衰弱しきっていた。

するとそこに現れたのは・・。

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田中きえ個展「深呼吸」、新春企画グループ展「七福神展」

今年初めてのギャラリー巡りに行ってきた。平日昼間だったが表参道は若い人たちが多い。

新型コロナやワクチンについてはずっとさまざまな情報を得ている。今も日本は世界で唯一のマスク生活が続いている。しかしなぜかワクチン接種率が世界一なのに死者数も世界一だそうだ??疑問持った方がいいのではと思う。ワクチン後遺症も酷く世界ではワクチンを中止にした国も多いと聞く。・・ところで日本は現在「新しい戦前」なのだそうだ。意識を高く持っていたい。


田中きえ個展「深呼吸」HBギャラリー:表参道

田中さんに久しぶりにお会いできてとても楽しいひと時だった。ギャラリー全体が素敵な絵で埋め尽くされて、心が洗われるような静謐感があり今の時代にこそ求められる絵だと感じた。MJの友人2人とも会えたし天気も良かったし新年初めて拝見する絵にぴったりでした!

田中きえさんのHPです→https://www.tanakakie.com/


 新春企画「七福神展」ギャラリーOPA:表参道

 

20人のイラストレーターの楽しいグループ展。とにかく楽しかった!MJの友人、みずうちさとみさんが参加していて、彼女独特のガーゼにチクチク縫った裏から色付けするという手法はみずうちさんの個性が光っていた。光が反射して写真ではわかりにくいのが残念、七福神が「福」の字になっている。みずうちさとみさんHP→https://mizuuchisatomi.wixsite.com/home

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新聞連載「続・お悦さん」1月1日・8日合併号 11回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月1日・8日合併号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」11回目です。

 

お悦に届いた文の内容は驚くものだった。この文の差出人は越中屋の若い内儀の静香の母親だった。そこには自分が犯した罪と、自分の出産時に被った被害のことが綴られていた・・。

第一話「線香時計」はこの回で終わり次回からは第二話「産屋泥棒」が始まります。

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新聞連載「続・お悦さん」12月25日号 10回目 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月25日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」10回目です。

 

薬種問屋の越中屋薬右衛門はお悦を茶室でもてなしたのち、後妻である内儀の静香を紹介するが静香と言い旗本の娘だった。。何日か後に同心の細貝の調べによりトリカブトを栽培している中に、ある旗本家があった。その後お悦にこの旗本の先代の奥方からの文が届く・・。

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新聞連載「続・お悦さん」9回目 12月18日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月18日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」9回目です。

 

お悦は薬籠を背負い大小の薬種問屋が立ち並ぶ通りにある越中屋へ、身籠った兆しがある後妻の静香の往診に出かける。越中屋は前妻を子供共々出産時に亡くしていた。仕事上表向きは従来の医者に診てもらうが、いざという時にはお悦に出産を任せたい、との願いだった。

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新聞連載「続・お悦さん」8回目 12月11日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月11日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」8回目です。

 

お悦が落とした櫛は、産科医と若い産婆が死んでいた屋形船の中だった。お悦はそこで季節違いの花粉に塗れた丸花蜂の死骸を見つける。お悦は花粉や酒、膳のものを調べてくれるよう同心の細貝に頼む。翌朝知らされたこの花粉はトリカブトだった・・。

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新聞連載「続・お悦さん」7回目 12月4日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月4日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」7回目です。

 

同心の細貝一太郎が差し出したお悦の飾り櫛は自分に仕掛けられた奸計だった。陰日向に庇ってきた亡き典薬頭今大路親言をも貶めようとしていることにお悦は自分に咎はない証を掴まなければならない、きらきらとよく光る目を細貝に向けてきた。

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原倫子個展「カム・サンディ」、グループ展 「2023 CALENDAR & CARD」、石田加奈子個展「MILLION DOLLER BABY 100/9」、山口マオ個展「Nowhere」 2022

一昨日の土曜日にギャラリーを巡ってきました。天気も良くあちこち歩くには絶好だったけど、土曜日のせいか電車も街もものすごい人出で、帰りは少々疲れました〜。最近、外ではマスクをしないのだが、この辺は混んでてちょっと外せなかったかな。


原倫子個展「カム・サンディ」 HBギャラリー:表参道

MJの若い友人、原倫子さんの個展です。洗練された印象で都会的ですよね。現在イラストレーターとしてとても支持されていますが、本当に素敵な展示でした!人物も静謐でとても魅力的ですが、密集した植物の魅力には引きずり込まれます。ギャラリーも若い女性が大半で、絵を購入している方も何人か・・。原さんご本人もハスキーボイスのすごく魅力的な美人さんです〜!

画材もあれこれ試行錯誤されていて、今は色鉛筆、コピックマーカー、アクリルガッシュ、製図用黒インク、と場面に合わせて使っているのがとても効果的です。以前から黒のアクセントが好きで黒の濃さが絵を引き立たせ緊張感をもたらしていると思います。私は勝手に「ハラリン・ブラック」って呼んでます〜。原さんのHPです。→https://tomokohara.tumblr.com/


 グループ展「2023 CALENDAR & CARD」 gallery DAZZLE  : 外苑前

MJの後輩、5人参加している来年のカレンダー展です。毎年見にきていますがこんなカレンダーが家にあったらお洒落ですよね。

ダズルの入り口。沢山の人が来ていました。ホリべクミコさんのカレンダー。

笹川路子さんとまえじまふみえさんのポストカードとカレンダー。

梨木ヒカリさんと福岡麻利子さん。

私の好きな小川メイさん、naggyさんの可愛い猫!


石田加奈子個展「MILLION DOLLER BABY 100/9」 ギャラリーハウスMAYA:青山 

石田加奈子さんHP→ https://ishidakanako.com/

とても気になっていた個展で久しぶりにMAYAへ行ってきました。ぜひ彼女の沢山の絵が載っているHPを見てください。

どんな女性が描いているのかなと思っていったのですが、見た目はごく普通の可愛い方でした!レンさんに聞くと話すとわかるよ〜って言ってました。ご本人とお話ししましたが、この絵の発想はどういうところから?と聞いたところ、「う〜ん。描いているうちに自然と・・」ですって。発想が面白く個性的です。この不穏で妖しい雰囲気、鈍い色調なのに全体がしっとり落ち着いている不思議な感覚の絵です。油絵が大半ですが、イラストレーションというよりアートの小品を見ているようでした。


山口マオ個展「Nowhere」 ギャラリーOPA :神宮前

マオ猫でお馴染みの山口マオさんの個展。デビュー35周年だそうです!昔から馴染み深かったマオ猫も35歳かーー!

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新聞連載「続・お悦さん」6回目 11月27日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」6回目です。

 

懇願され手助けした楓の出産だったが、楓の産医の神宮寺と産婆が亡くなったことを知らせに来た同心の細貝一太郎が差し出したのは、その場に落ちていたお悦の飾り櫛だった。お悦は自分に仕掛けられた奸計を知った・・。

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南之園ゆりこミニ個展「きょうも明日も、あさっても。その11」、北住ユキ個展「Daily」 2022

事後報告になってしまうけど2箇所個展があり出かけてきた。どちらも吉祥寺の同じ画廊で1週間違いで開催されたので21日と24日に続けて行くことに。最近は挿絵の仕事でほぼ家にいることが多いので、久々の外出は往復の電車でのんびりしてきました。


 南之園ゆり子ミニ個展「きょうも明日も、あさっても。その10」にじ画廊:吉祥寺   2022.11.24〜2022.11.29

ミニ個展を始めて今年で11回目の南之園さんは昔からのMJの友人です。毎年作るカレンダーには顧客が何人もついているとのこと。来年はこのにじ画廊が改修とのことで来年は個展をしないそうで残念。ここ何年か初日にMJの友人と南之園さん達4人で会ってランチをしていますが、今年も同じメンバーで会いました。私の誕生日の次の日だったので、ケーキを頼んでくれていました!

絵は全てiPadで作成してキャンバス地に印刷。印刷の出来が素晴らしくて本物に近い仕上がりでした。

南之園さんのHPです→https://yurikominaminosono.com


 北住ユキ個展「Daily」ー日々のちまちまとした創作物 にじ画廊:吉祥寺 2022.11.17〜2022.11.22

南之園さんの1週間前が北住さんのミニ個展。彼女は手先がとても器用で自分が着る服はほとんど作ってしまうという。以前、頂いた紺色のエプロンはとてもお洒落でセンスの良さが抜群!今回のミニ個展はあまり用意ができなかったと言っていたけれど、DMの絵の人形やサムホールサイズのイラストレーション、絵葉書やキュリー夫人の物語の冊子が置いてありました。写真撮り忘れるという失態!汗。可愛いDMを載せておきます。北住さんはTISの会員です。→https://www.tis-home.com/Kitazumi-Yuki/

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新聞連載「続・お悦さん」5回目 11月20日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」4回目です。

忙しい往診の日々を送ったお悦はその経緯を数日分まとめて書き留める。その中で強く印象に残ったのは腹帯の締め付けによって起きる胎児斜位の妊婦だった。危険な難産だったが産科医と異なる正しい方法で妊婦を救っていくお悦さんは、無事元気な赤子を出産させた・・。

江戸時代の出産は過酷で、産科医が使う鉗子によって死産となる例も多かったようだ。出産後も座椅子に座らされ横になることもできず(血が上るのを防ぐという名目で)出産時に裂傷を負う悲惨なことも多かったようだ。

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新聞連載「続・お悦さん」4回目、11月13日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」4回目です。

楓は金創医を束ねる大村有庵の嫡男光庵に嫁いでおり、お産は産科を束ねている神宮寺元斎とその配下の産婆が受け持っていた。楓の母から赤子が斜位で楓は丸一日以上苦しみ続けているという訴えを受けて急ぎ駆けつける。お悦は楓をよりかからせて正しい位置に見返りを完了させ、赤子の斜位を直した。

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新聞連載「続・お悦さん」3回目、11月6日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」3回目です。

お三津の診察を終えて幸吉に話をし帰ろうとすると、お三津と手習で一緒だった楓の母が戸口で待っていた。「どうか娘を、を楓を助けてくださいっ」楓も産月でもうかなり痛みがきているのだった。

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水沢そら個展「花よ、まほろば」・坂内拓作品展「feel」 2022 


水沢そら個展「花よ、まほろば」HBギャラリー:表参道

MJの友人、昨日そら君の個展に行ってきた。もう11月なのに歩いていると暑い。土曜日なので表参道は外国人も多く若い人たちがどっさり!

皆マスクはしているがコロナ慣れしてしまったようだ。私もマスクは苦手で外を歩くときは外しているが、表参道の人混みは外せなかったな。

さて、そら君は最近、お菓子ブランド「ネコシェフ」のパッケージをずっと手がけている。本の装画も多いが、ハンカチやバッグ、亡くなった愛猫のチャッくんの漫画本など、多方面で活躍中のイラストレーターです。11月9日まで。

「ネコシェフ」のサイト→https://www.mdn.co.jp/art-culture/sweets_story/387/


★ 坂内拓作品展「feel」GINZA SIX 銀座 蔦屋書店

銀座蔦屋書店で、やはりMJの友人の坂内拓さん作品展「feel」が11月28日までやっているので表参道の帰りに寄ってみた。原画作品の他、坂内さんが描いた絵が装丁に使われた本の陳列もあり、ポスターやポストカード、カレンダー、クッションカバー等も売っている。坂内さんの静かな絵は部屋に置いたら気持ちが落ち着くでしょうね。銀座蔦屋書店サイト→https://store.tsite.jp/ginza/

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新聞連載「続・お悦さん」2回目、10月30日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」2回目です。

丁寧で上手なお産術で評判のお悦に初産を託したお三津。夫の大工の幸吉から連絡を受け、出産はまだだが不安がるお三津のもとへ薬籠を背負い、近所のおかみさんたちが見守る長屋へ診察に行く場面です。

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新聞連載「続・お悦さん」1回目です 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」に10月23日より週1回で連載が始まりました。

「続・お悦さん」連載1回目です。

前作「大江戸ウーマンドクター」は、お悦さんと典薬頭 今大路親信(てんやくのかみ いまおうじちかのぶ)のその後の展開がとても気になる終わり方でした。「続・お悦さん」の第一話の出だしを読んで驚きでした!なんと、共に医療に精進してきた親信が還らぬ人になってから1年が過ぎた頃から始まってました!

お悦さんの元に届けられた線香時計は親信の四十九日の法要を終えて数日後のことだった・・・。

これから始まるお悦さんの物語、どんなストーリーなのでしょうね?私は読み終えましたが、真摯に生きるお悦さんと、江戸時代の医療を知ることができるとても楽しめる小説でした!!

この小説に合うよう気合を入れて挿絵を描いていきたいと思います。

 

左下の絵はこの絵は、常香盤という江戸時代の時を知るための道具です。香時計とも言い、格子状の蓋を開けると中に灰が敷き詰められていて、その上にお香を置いて香が燃える速さで時刻を測ったそうです。

参考までにセイコーミュージアム銀座のサイトです。→ https://museum.seiko.co.jp/collections/timepieces/collect003/

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新聞連載のお知らせ 2022

毎週日曜日に発行の共産党の機関紙「しんぶん赤旗日曜版」に、10月23日から和田はつ子先生の「続・お悦さん」が始まることとなり、私が挿絵を担当することになりました。10月9日号に載った連載小説の紹介文の写真です。

2016年12月から2018年3月まで連載されていた「大江戸ウーマンドクター」の続編です。4年ぶりに再び挿絵の依頼があり、その後のお悦さんを描くことになりました。週1回の連載ですがタブロイド版の1面全ての連載小説ですので1回分の量が多くとても読み応えがあります。内容も前作同様とても面白い内容で一気に引き込まれました。

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グループ展「ANIMAL」見てきました 2022

 グループ展「ANIMAL」 gallery DAZZLE  : 外苑前

MJの友人、いしざきなおこさんが参加しているグループ展を見に行ってきました。

 

ダズルでは毎年「ANIMAL」展をやっていて今年は5名の参加、いしざきさんは昨年、一昨年に引き続き今年も参加です。

MJの南之園さん5人とここで合流して、絵を見ながら1時間以上楽しく歓談してきました。

人物と動物の肖像画、私もグリと一緒の絵を描いてもらいたいなあ。いろいろな動物たちに囲まれて楽しい時間でした。

いしざきなおこさんのTwitterとInstagramです。

https://twitter.com/kinako_705 

@i_kinako_705


サクマユウコさんも昨年に続き参加です。動物のモビール、時計など、楽しい作品でした。

http://www.you-co-sakuma.com/ サクマさんのHPです。


斉藤昌子さんの立体作品は、型紙から作って製作した摩訶不思議な動物たちです。布の硬いぬいぐるみにリキテックスの絵の具で色付けしてあります。すごく密度が濃く完成度が高い。

https://i.fileweb.jp/saitomasako/ 斎藤さんのHPです。


熊谷奈保子さんの絵は、鳥の集団が景色を運んでいたり・・羊が群れてツリーになったり・・と、精密さとアイデアが素晴らしくじっといつまでも見ていられるほどでした。https://torinome-kumanote.tumblr.com/ 熊谷さんHPです。


初谷佳名子さんの絵、なんだか自由でいいなぁ。楽しく自由に描いているのが伝わってきます。

https://hatsuyakanako.tumblr.com/ 初谷さんHPです。

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9月の猫たち 2022

9月は慌ただしく過ぎた1ヶ月だった。今月は世界で国葬が2つあったので比較してみた。

イギリスのエリザベス女王が9月8日に老衰のため96歳で逝去、在位70年、国葬は9月19日、葬儀費用は13億円とのこと。

日本の安倍元首相が7月8日に統一教会の被害者によって凶弾に倒れ死亡、国葬は9月27日、葬儀費用は現在のところ16億円とのこと。

 

エリザベス女王の国葬は国民のほとんどが賛成。喪に服し国葬日は休日になる。

参列者は日本からは異例の天皇皇后両陛下、世界の国王、現役の大統領や首脳級のほとんどが列席。チャールズ新国王主催のレセプションには各国の参列者が招かれた。米トランプ元大統領は自分も列席したいと言ったが断られたそうだ。(はぁ?)

 

アベの国葬は国民の6割が反対して国葬反対のデモや署名活動も多かった。

死亡から国葬まで2ヶ月以上もあったのにも関わらず、海外の参列者の大半は代理の人のようだ。G7の首脳達からは誰も出席せず。カナダのトルドー首相が2日前に不参加と言ってきた。あんなに尻尾を振ってゴルフを頻繁にしていたトランプも全く来る気配はなかった。

招待した海外の要人とはレセプションなし、26日夜に米ハリス副大統領のみ夕食会をしたって、、列席者に失礼でしょ。海外からひんしゅく買ってるね。

9月27日まで2ヶ月もあったのは、武道館の予約の最短日がその日だったからとのこと。そんなに準備期間があっても国内外合わせて、6000人の招待者に対し4183人。参加者集まらず追加に手書きのラベルを貼った招待状を出しても集まらず。全く国葬に値しない、、世界に恥を晒しただけかと思う。


 古夜さんちの福ちゃん、七々ちゃん、合わせて七福ちゃんと、庭の猫たち

3ヶ月ぶりに写真送ってくれました!ありがとう〜猫愛にあふれた写真ばかりで選びきれないー。くの字の写真はいいですね!2匹は本当に仲が良くて見ていて飽きないのでは?ひんやりプレートも夏用猫鍋も福ちゃんばかりが使ってるそうです。福ちゃんの肉球は全部ピンク?

 

庭に来る近所の白黒猫は古夜さんちの庭がお気に入りのようですね。たまにしか来ない地域猫の黒猫はガリガリで心配、手に怪我してるのかな?垂れ耳の子も来るそうで次回の写真を楽しみにしてます。家庭菜園を始めたってありましたが羨ましいですーー。

「土や植物と生きていくのは、本能が喜んでいるような感じがします。」古夜さん、けだし名言ですね!


 sace家のビーたん、ミケーネちゃん

久々にsaceさんちに行ったけど、青も変わらず人見知り絶賛中のミケーネです。先日もちょっと玄関先まで行ったけど、ダッシュで逃げていきました・・。押入れの奥に2時間も閉じこもっているので(暑くないか?)写真はこれのみ・・。

玄関まで迎えにきてくれるビーたんは相変わらず可愛いニャー。もう15歳のオッサン猫なのに。健康に気をつけて長いきしてね。


★ K山家の美々ちゃん

K山さんちの畑、日の出が遅くなってきたそうですが、綺麗な朝焼け!!朝は気持ちいいでしょうねー!。まだ暗いうちから仕事!

これからの季節は寒さに向かうのでくれぐれも体調にお気をつけてくださいーー。美々ちゃんは暑いと箱の中、肌寒いとYさんの布団でほぼ寝ているんですって。良い季節になってきてよく眠れるだろうな。羨ましいです〜。

 


 T村家のはなちゃん

佐久の庭から分けたホトトギスが無事根付いて花が咲いたって!玄関前にはちょっと変わった珍しいオージープランツやアフリカンプランツが植えてあって不思議で独特な雰囲気の庭になってます。

はなちゃんは連日、中庭のニャルソックです。外の空気は気持ちいいからねぇ。深窓のお嬢様なのに勤務中です?!


 佐久の思い出の猫、グリ

母が生前よく過ごしていた南向きの洋間は、亡くなるまで短歌を詠んでいた勉強机とソファが置いてありましたが、そこがグリのお気に入り。机には歌集や制作ノート、定期購読の雑誌や筆立てなどがあって日当たりも良く庭もよく見える心休まる場所でした。

写真を参考にグリの絵をデジタルで描きました。本を整理した後は日向ぼっこの場所に。この机は私が小学校入学時に買ってくれたもので、社会人になるまでずっと使ってました!

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「桜」 2022

時代物シリーズ「桜」です。

もう秋なのに桜って遅い・・。時代物の絵は桜が似合うので描いてみました。

9月になって朝晩は涼しくなってきたが日中は暑く、動くと湿気がすごくてまだクーラーをつけている。お彼岸の時期にならないと秋のイメージが湧かない。

新型コロナは7波が収束気味になってきた。日本の感染者は世界トップ、3回目4回目のワクチンを打たせている限りウィルスは変化していくのでワクチン接種はいい加減やめるべきだと思う。接種者の方が感染率が高いのは世界中で実証済みだしね。調べればわかること。日本の病院でも危険だからワクチン接種はやりませんというところも増えてきている。

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個展めぐり・3ヶ所行ってきました 2022

昨日今日と若干涼しくなったけど、まだまだ暑い日が多い。最近になって友人達が続々と個展を開いているので見に行ってきました。

コロナのオミクロン株で7波に突入、感染しやすいが重症になりにくいというのもあってか、街中はコロナ前と変わらない人混みだ。東京は湿度が高く汗が張り付いて身体が重い。2日にかけて出かけたが汗だくで疲労困憊でした〜。


山本祥子個展「竜宮」 HOW HOUSE :谷中 

MJの人以外で、とても親しくしている大活躍中のイラストレーター、山本祥子さんです。

現在の仕事は時代物の装画や挿絵が多い山本さんですが、忙しい中オリジナルの絵をたくさん描かれていています。今年TISコンペに初めて応募して入選、即、TISの会員になったほどの実力者です。

装画コンペで知り合ったのですが、持って生まれた画力の確かさと、感性と発想の豊かさは、イラストレーターの中でも群を抜いているのではと思います。2017年の個展「宮本武蔵vsX」は衝撃を受けすぎて脱力するほどの完成度の高さでした!

山本さんのHPは、ぜひぜひ見てほしいと思います!!→ https://www.sachi-coll.net

 

最初の2点はB2の大きな作品です。隅々までしっかり描かれていてどこを見ても楽しい♪他にB3~A3、A5の小さな作品も沢山あり見ていて飽きさせず素晴らしい展覧会でした。


南伸坊個展「おめでたい絵」スペース ユイ :外苑前

伸坊さんのおめでたい絵!外の暑さを忘れるほど気持ちがゆったりしました。おめでたい絵を描かせたら伸坊さんの右に出る人は無し!!

伸坊さんにはMJの授業の講師で来て頂いたことが何回かあり、だいぶ昔に伸坊さんの事務所に伺ったこともあります。年賀状には必ず顔真似の写真入りの手書きのお返事を下さって大事にしています。伸坊さんのHPです。ホンワカすること間違い無しです。

https://tis-home.com/minami-shinbo


水沢そら個展「Chabby」URESICA :西荻窪

MJの友人、そら君の初の漫画作品「ちゃっくん」発行記念の個展、原画の展示と描き下ろしの作品です。

昨年夏に、18年間共に過ごした愛猫Chabbyこと「ちゃっくん」を亡くしたそら君が描き下ろした漫画の数々、そら君の深い愛情が胸に迫る素晴らしい個展でした。このギャラリーは写真撮影不可なので、購入してきた本の写真を載せておきます。

そら君HPです、→https://www.tis-home.com/sora-mizusawa/

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「川べりにて」 2022

久々に「昭和メモリーズ」シリーズを描いてみました。

「川べりにて」自分が幼稚園時代に住んでいた、東京目黒区の柿の木坂の家の前で母と撮った写真をもとに描きました。

今、柿の木坂は高級住宅街だが、当時はごくごく庶民的な町だった。東横線の都立大学前が最寄りの駅。家の前を流れる川は現在は暗渠になってしまっている。道路は土で、川の土手は草が生い茂り遊ぶのにはかっこうの場所で、水かさも多くなく、川に降りては水遊びをした覚えがあり川に落ちて水浸しになった思い出も。ネットで調べたら人形は文化人形というらしい。この時代はまだお米が配給性?だったようで、お米が無くなると満州で覚えた餃子が定番だった。小麦はあったんだね。

写真は日本玩具博物館からお借りしました。https://japan-toy-museum.org/archives/monthly/日本の近代玩具「文化人形」

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「風と遊ぶ」 2022

時代物シリーズ「風と遊ぶ」を描きました。

最近の一連の時代物の絵は、女性と猫と花をテーマにして描いています。今まではどちらかというと男性を描くことが多く、仕事でも男性が主人公の小説の装画依頼が大半でした。時代物なのでまずは男性をと描いてきましたが、最近は女性が主人公の時代小説も多いので女性中心の絵を描くようになりました。この絵はデジタルの3枚目、ipadのプロクリエイトで描いています。

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東 久世個展「イヌツゲ荘の折々」 2022

連日の暑さと、新型コロナの感染者拡大、絵を描いている最中、ということもあって、なかなか展覧会に行けない最近だったが、MJの恩師、峰岸達先生の誘いとMJ友人の若林夏さんからも連絡を受け久々に展覧会に行ってきた。久々にMJ関係の人たちと会って、見た後は飲み会で楽しく過ごしてきた。


東久世個展「イヌツゲ荘の折々」8月1日〜8月10日 銀座伊東屋K.Itoya B1F

東さんは動物をメインに描いていますが、書籍の装画も数々手がけていて、色合いや処理に独特の雰囲気があり大人の香りがする絵です。新しいタッチの絵もありとても楽しい時間でした。ぜひ東さんのHPを見てくださいね。お洒落な東さんの写真も載せました。

東久世さんHP→https://hisayoazuma.net

 

峰岸先生もとってもお洒落に決めてました!!会場に来ていたMJの石橋澄さんとも久しぶり。お二人のHPもぜひ見てくださいねー。

石橋澄さんHP→https://ishibashisumi.tumblr.com

若林夏さんHP→https://natzz6651.wixsite.com/natsuwaka

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