共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月23日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」26回目です。
お悦は病人の出た夕暮屋に急遽呼ばれ、食通で江戸食べ物案内を書いている山手仁左衛門を診察、すぐに同心の細貝を呼んだ。
夕暮屋は日出屋と双璧で、市中で一、二を争う高級料理屋だった・・。
お知らせ遅くなりましたが、グループ展に参加していました。
「装画の仕事」展 ギャラリーDAZZLE:外苑前 2023-4,11〜4,22
葉室燐 著「暁天の星」の原画を出展しました。
2020年の3月に、やはり「装画の仕事」展で「暁天の星」の単行本を出展したのですが、今回はこの本の文庫化で描いたものです。
展示会に出すのは3年ぶり、友人もたくさん見にきてくれて嬉しかった。ありがとねーー!会場の写真はギャラリーの村松さん配布のものです。
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月16日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」25回目です。
お悦の記してきた”清悦庵出産帳”を読んだおみ乃は、お悦に乳付やお産の往診の手伝いを申し出る。最近は産科の仕事で埋め尽くされていたので、この大変な仕事をおみ乃に頼みたかったお悦は安堵し、産科以外の往診に出かけていくのだった・・。
16日にMJの友人3人と半年ぶりにランチをした。その後ギャラリー巡りをする。
ギャラリーDAZZLEの「装画の仕事」展(後日載せる予定)を見た後、同じ青山通りにあるGALLERY CLASKAへフィリップ・ワイズベッカー作品展を見に行く。
私はこの高名な作家をよく知らなかったため新鮮な気持ちで見た。シンプルにこんなふうに表現できたら気持ちが解放されてスッキリしそうだなー!ギャラリーの説明に「同じモチーフであっても、新たな技法・アプローチで描くことで「BACK AND FORTH=行きつ戻りつ」しながら進化し続ける作品」とあった。click→ワイズベッカー
2〜6枚目はMさんの写真を転用させてもらいました。
ここから私が撮った写真です。紙質のこだわり。絶妙なレイアウト。建物の狂ったパース。無造作な日用品。どういう部屋にも合いそうに思う。なんていうのかな?見ていた時より今の方がぐっと印象深いです。
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月9日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」24回目です。
清悦庵で働いてくれていたおみ乃は、今は夫で医師の佐伯賢作と共に医療の手伝いをし、薬草園での手入れとその利用をしている。おみ乃はそこで作った「万病癒し菓子」とたんぽぽ茶を持って訪れた。お悦はおみ乃に清悦庵での仕事「乳べり」の手伝いを頼む。
★吉泉ゆうこ個展「豹愛」Gallery Blue3143:表参道
MJの昔からの友人、吉泉ゆう子さんの個展に行ってきました。
「豹愛」豹柄が好きで雪豹が好きで、そこにこだわって描いてきたという吉泉さんのこの個展!すごく元気の出る個展でした!最高でした!
とにかく自由で明るくて吉泉さんの性格が存分に発揮されて、見た人は全員ハッピーになったんじゃないかな?どの絵にも豹柄が!!
ここで友人で売れっ子のイラストレーター山本祥子さんともバッタリ会って!これだからギャラリー巡りはやめられませんよねえ。最後の写真は豹柄の吉泉さんと山本さん。ADIDASで豹柄のトップスだしてるんだね!
吉泉ゆう子さんHP→http://momoyama-ch.com/
山本祥子さんHP→https://www.sachi-coll.net/blog/
★グループ展「誰かの肖像」The portrait of someone ギャラリーDAZZLE:外苑前
MJブックメンバーの森きなこさんが参加した5人のグループ展。肖像なので人物を描いているのですが、皆んな上手だなーー!個性があって技術も高くて見応えありました。会場内が深として品のある佇まいでした。
洞 智子さんの絵!パステルで描いているんです!この画像でははっきり見えないけど質感がしっとりしてテクスチャが微妙にあって、何だろうと思ったらパステルでした。しかも色が違う部分はマスキングしてある、テーピング?カットしてあるし!すごく手間のかかった素晴らしい絵でした。洞さんのHPです。→https://horatomoko.com/
MJの後輩、MJブックメンバーの森きなこさんの絵です。表現も塗りもとても個性的ですね!もうちょっと顔に差があってもよかったかな?
森きなこさんHP→https://mori-kinako.jimdosite.com/
坪本幸樹さんは達者ですねー!小説誌に挿絵や、本の装画も描いている方なので線がイキイキしている。今回はモノクロの展示ですがカラーの絵も素敵です。坪本さんHP→https://kokitsubomoto.myportfolio.com/illustrations
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」4月2日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」23回目です。
木乃伊の競りをしていたクラに潜み火を放った乳母は、家老の稲田にすがりつき一緒に死んでくれと頼むが逆上した稲田に切り付けられた。そして白萩藩の若君は・・。
3月15日をもって新型コロナ対策のマスクが解除されましたね。3年も長かったー。東京都では最近は100人単位で推移していたが、ここ1週間はまた増えてきて1000人を越した。しかし感染しても症状は以前より弱いそうだ。当初ワクチンを疑問に思い様々調べたが、結局ワクチンを2回接種してしまった。その後もずっとワクチン関係を調べ続け、以降は接種しておらず現在デトックス中。いったいこのワクチン騒動はなんだったのか?!詳しく調べてみることをお勧めする。
様々なニュースが多く頭が痛い中、WBCにはまり日本優勝までの全試合を見た。どの選手もイキイキとしていて久々に気持ちがスッキリしました!
★ sace家のミケーネちゃん
絶賛人見知り中のミケーネちゃん。ここしばらくは行っても籠城していて写真も撮れなかったが、saceさんの弟が触れたっと言うので早速行ってみましたよ。saceさんがちょっと強引に抱いたところを私がナデナデ〜。ブラッシングが少しだけ出来ました!しばらくしたらそそくさと及び腰で部屋から出て行き、台所の棚の裏に嵌まってました😿
★ K山家の美々ちゃん
3月初旬にいただいた写真です。K山さんはブロッコリー農家ですが、畑の準備が始まってもう3月10日には作業開始だったそうです!
1枚目は猫あるあるの写真で、畑の計画中の書類の上で邪魔した挙句居眠り〜だそうですよ。かわいい❣️
遠くに見える山はまだ雪が!広々とした畑ですね。大空が気持ちいいです!今年もブロッコリーの収穫が多いと良いですね。
★ T村家のはなちゃん
ひさびさのはなちゃん。T村さんご夫妻もうちと同じく相変わらずの毎日だって。今年の桜は雨が多くて花見ができないなどの世間話でした。
★ 古夜さんちの福ちゃん、七々ちゃん、合わせて七福ちゃんと、庭の猫たち、春の庭
猫愛の持ち主、古夜さんが言うには「もう何年も前から、福ちゃんが居なくなってしまったら……と想像しただけで涙が出てしまいます。酔っ払った時に考えてしまうと号泣しています…」猫たちもこんなに愛されて本望ですよね。もう1匹引き取りたいそうです。羨ましいなぁ・・。
鼻とお腹が白いのが七々ちゃん6歳。全身キジ柄なのが福ちゃん12歳。自然が多いところに住んでいて気持ちよさそうです!
庭に来るご近所さん猫。グレーはこの1ヶ月で3回遭遇、子供を出産したらしいです。黒ちゃんも元気そうですね。物置で見つけた七輪でウインナーを焼いてみたって、こちらも羨ましいです〜!
庭の草花いろいろ。バイモユリ、八重椿、カタバミ?、芝桜に水仙。青空が気持ち良いですね!
★ 佐久の思い出の猫、グリ
2012年3月中旬の写真です。佐久はやっと福寿草が小さく開花。まだ木の芽も花芽も出てこない庭でのんびりくつろぎ中のグリです。母のマグカップで水を飲んでたっけ。脱衣籠がグリのベッドでした。
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月26日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」22回目です。
乳母が向かった先で行われていたことは・・お悦は乳母の後ろに身を寄せて白萩屋の競りの声を聞いた。江戸時代は木乃伊が漢方薬として扱われていたんですね。
新潮社「小説新潮」2023年4月号「初の歴史時代小説特集」で砂原浩太朗氏の「夜露がたり」シリーズの短編「幼なじみ」の扉絵を描きました。
3月22日発売です。砂原氏のファンだったのでとても嬉しい依頼でした。
砂原氏の小説「高瀬勝左衛門御留書」「黛家の兄弟」は発売時に読んでいます。品の良い文体と格調の高さは藤沢周平作品に通じると思います。
この2作品は時代小説好きであれば是非読んでもらいたいですーー!
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月19日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」21回目です。
家老の稲田は乳母と関係を持ち、五月丸を亡きものにしようとしていたことを知ったお悦は、食事の重湯に入れられているかもしれない毒を調べるためにそれを金魚鉢に入れた。寝ずの番をしていたお悦は不覚にも眠気に襲われている間に乳母はどこかへと消えた・・。
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月12日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」20回目です。
お悦は白萩藩の若君である五月丸の治療のため、回復するまで屋敷内に留まることとなった。自室にいたお悦は廊下の足音を聞き、向かいの乳母の部屋の襖に耳を当てた。そこで語られた内容とは・・。
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」3月5日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」19回目です。
跡取りの病死が相次ぎ、木乃伊商いの疑いもある片萩藩を同心片貝の頼みで探ることになったお悦。
家老の稲田は太り気味の猪首、赤ら顔で唇の分厚さが獰猛貪欲に見える四十歳半ばの小男、しかも好色そうな目つき! 藩主出羽守和宏はひょろりとした痩せ型でまだ三十歳にもかかわらず血色も悪く家老より年上に見える。長く酒食や美食不摂生でじわじわと乱れが進んでいる・・って家老と藩主の描写があるので、それに沿った人物を描いてみたが、本当に嫌な奴っぽくなってしまいました〜。
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」2月26日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」18回目です。
同心の細貝は、お悦に片萩藩江戸屋敷に若君の往診として入るよう依頼する。片萩藩は木乃伊を作って江戸で売る商いに関わる疑いがあった。多くの人が不慮の死に見せかけられて命を奪われているとしたら断じて許されないーお悦の目には不動明王が宿っている・・。