今日は大晦日、佐久の家を売却したりと今年もいろいろありました。
小山さんから12月25日に届いた大きな荷物2個。
何と! 嬉しい嬉しいプレゼントでした。
佐久の家の欄間を使って作った下さった照明
上下の板は、はめ込み式、LED電球が入ってます
佐久の家の一部を使って作って下さった衝立
実際に使っていた玄関の鍵
鍵を開けて開いたところ
左―床の間明かり取り欄間、右ー玄関明かり取り飾り
障子に貼ってあるK山さんの二人のお子さん。
2年前の大雪の日に閉じ込められたグリに会いに来てくれました。
佐久の家のベランダで、ありし日のミーちゃんとイッチ君
K山さんはあの家が解体され廃材になるのを忍びなく思ってくださり、思い出深い家の一部を使って照明と衝立を作ってくださいました。
綺麗に掃除をして障子紙を貼り直してとっても丁寧な仕上がりです。
グリからのクリスマスプレゼント!と仰って・・。
16日に頂いた写真には、グラグラの左下犬歯がまだあったのだが・・・。
昨日、30日のグリの写真です。歯が抜けました!
お母さんの膝の上、炬燵に入って暖かい2度めの冬です。
レオン君も嬉しそうだね、グリはホノボノ。
抜けた歯、歯根がぼろぼろです。
K山さんには本当にお世話になりっぱなしの1年でした。
グリは暖かい冬を満喫してとっても幸せな家猫になりました。
こんなにご親切で暖かい心のご家族と知り合うことが出来て本当に嬉しく、これからもずーっと長いお付き合いをお願いしたいと思っております。
幻冬舎月間PR誌「PONTOON」2016年1月号掲載
葉室麟・著「潮騒はるか」
葉室麟さんの新連載が始まることになり、2016年1月号から扉絵を約1年間担当します。
2014年3月号から1年間、同誌で連載されていた葉室さんの「風かおる」の扉絵を描き、9月には単行本の装画も描かせて頂きました。
その続編が始まります。
主人公の菜摘と夫の佐久間亮、誠之助と千沙は医学の勉強のため長崎に居を移したところから物語は始まります。
1回めから、長崎医学伝習所を開校したオランダ海軍の軍医ポンペやオランダお稲など新しい登場人物や、難題も起こり、いきなり目を離せない展開です。
葉室さんの1ファンとしてはゾクゾクのすべり出しで、毎月真っ先に読める幸運に感謝しつつ良い絵を描いていきたいと思います。
赤穂浪士の討入りのあった12月14日、夫と国立劇場に歌舞伎を見に行きました。
『東海道四谷怪談』の物語の背景にある『仮名手本忠臣蔵』、今回の『四谷怪談』の上演では、大詰で雪を沢山降らせた『忠臣蔵』の討入りの場面を描いています。
舞台の仕掛けや早替りなど奇抜な趣向が盛り込まれていて期待以上に楽しめました。
松本幸四郎の伊右衛門、市川染五郎のお岩、親子共演です。
染五郎は五役、演技がこんなに上手だったのかとビックリしました!
1週間前から風邪っぽく薬を飲んでいたのですが、次第に酷くなり14日の公演に行けるかどうか焦ったけれど、無理やりの感じで行ってきましたよ。
抗生物質、咳止め、鼻止め、のど飴、マスクの重装備でした・・・。
上演は12時〜4時45分、歌舞伎って長いです。
2階のロビーにあった「鏑木清方」の絵
「伊藤深水」の絵
ゆるキャラは好きではないのですが、「討入りの日」に因み、12月14日(月)に限定仕様のくろごちゃんの登場! で写真とっちゃいました。
松の多い中で紅葉が1本。冬曇りの1日でした
小諸・K山家のグリちゃん、最近の写真を送って下さいました。
人間が大好きなグリちゃん、いつも一緒でよかったね。嬉しいよ・・。
釜揚げシラスをおすそ分けしてもらう。大好きだもんね。
もっとー! お姉ちゃんにおねだり中。しらす丼、美味しそうです!
たった1本だけになった右下の犬歯、グラグラで取れそうだよ〜。
触らせてくれないんだそうです。
炬燵でレオン君とあったかそうです。
グリの顔がお爺さんになってるー。
11月15日(日)〜18日(水)まで実家の最後の整理に行ってきました。
この家も母が亡くなって8年8ヶ月、いよいよ売却することになりました。
何年かかけて家の中を少しづつ整理してきましたが、今回が本当に最後です。
15日は着く早々片付け始め、16日(月)午前中はグリちゃんに会いにK山さんのお宅に伺い、昼に千葉から来た姪のムッちゃんと佐久平で待ち合わせ家に戻りました。
姪は小さいころ、佐久のお祖母ちゃんとよくこの家で一緒に過ごしていたので、思い出深いこの家を最後に見ておきたいということで、仕事の合間に来てくれたんです。嬉しかったなぁ。
K山さん宅で。グリちゃん、すっかり家猫に!
1本だけ残った右下の犬歯が前方にせり出てきて取れそうだよ〜
すぐ膝に乗ってくれた!
レオン君、K山さんに抱っこして甘えてる
レオン君は私にもスリスリ!
11月なのにまだブルーベリーが!とっても甘い!!
椅子に座ってよく眺めた庭
廃棄する家具、懐かしい物ばかりだ
佐久の家の建具、今では作れないのでは?
「明かり欄間」扇子の文様
床の間には書の掛軸と、螢袋の絵を描いた小さめの掛け軸を掛けていた。
壁には「書院障子」と「地袋」がある。
縁側に出る障子には下にサンドブラストをした景色の模様が入っている。
お風呂はタイル貼りだったが「瓢箪と紅葉」こんなにキッチュな模様は今は作っていないでしょうね
「型ガラス」昔はよく見たが現在は殆ど無いし、もう作っていないと思う。
上から、風呂場の窓、居間の作り付け戸棚、台所の作り付け食器棚
左上にあるのは配電盤! もう見たこと無いほどの古さです。
流しもステンレスを貼った作り付け。木目部分はデコラ貼りで当時流行っていた。
玄関の明かり取りの窓飾り。木で出来ていて可愛い、笑っている
北中込駅のホームから見た実家。朝、霧が出ていた。
17日は一日中片付け、18日は午後から廃棄業者が来て全てを運び出しました。
この日は朝から雨、ガランとなった部屋で次第に強くなる雨の音を聞きながら最後に宅配便を出して真っ暗になった家を後に。
来た時は11月なのに暖かかったけど、帰りは寒い雨でした。
前回に引き続き、MJ塾課題「自由」宮本武蔵・その2です。
峰岸先生には色合いが綺麗ということでこの絵がピックアップになってます。
今までバックを細かく描き込んでいた絵が多かったのですが、最近はどこまでシンプルに描くか、主題を際だたせるためにどう削るかを気にするようになってきました。
ところで日本刀が薄く細身で綺麗に仕上げられているのは、光を反射させて刀の尺を相手に悟られないためだそうですね。
自分はNHKの番組で聞いたのですが、MJの長光さんもこの絵を見てそう言っていました。
MJイラストレーションズの19期後期の授業が始まりました。
課題は最初なので「自由」。
動きのある男性を模索中、宮本武蔵を描いてみました。
三日月と剣の軌跡をリンクさせ、流れる雲を合わせてみました。
「円月殺法?」って、先生、それは眠狂四郎だってー。
去年の11月3日にグリはK山さんの里子になり、佐久から小諸へと引っ越して行きました。あれから1年、グリは寒さ知らずの2度めの冬を迎えます。
よかったねー!(涙)
K山さんから昨夜メールと写真を頂きました。
ゆうべはお祝いでマグロのお刺身をもらったグリ、幸せだねぇ・・。
K山さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
11月3日、グリは、朝から応接間でごろごろ。
11月3日、昼間は籠でグッスリ。
佐久の家から持ってきたカゴに入っています。
11月3日、夜はお祝いでお刺身をあげました。(K山さん談)
記念日の食事、マグロいっぱい食べちゃうよね。
夜はお母さんたちと一緒に、炬燵でノンビリ。
レオン君とはつかず離れずといったところらしいです。
レオン君、これからもよろしくね。
下の写真は10月17日に頂いた写真、夕食時のヒトコマだそうです。
グリ、真剣な目をしています!