芥川賞作家、川上弘美のデビュー作、1994年にパスカル短編文学新人賞を受賞した「神様」の挿絵がMJの課題でした。
主人公が三つ隣の305号室に最近越してきた大きなオスの熊(本物)に誘われて河原に散歩に行って帰ってくるというだけのお話です。
峰岸先生は、当時この小説の挿絵を描かれたとの事ですが、原画も印刷物も見つからないとおっしゃってます。残念。
童話でもない不思議な小説で、先生は鮮烈な印象を受けたそうです。
ほんとに短かくてあっという間に読み終えられるのですが、私は正直この本の良さがわかりませんでした。ウィキペディアでは「幻想的な世界と日常が織り交ざった描写を得意とする」とあります。「センセイの鞄」は良かったんだけどなぁ。
挿絵を描くにあたって、熊と主人公を描かないで雰囲気を出したほうがいいかもと思い、川の中のテリトリー内で泳ぐ小魚、顔から上を描かない、等を描いてみました。(でも熊と主人公の正面も描きましたけどね)
今年も3年に一度の大祭がやってきた!
町内神輿は「富岡二」廿五番である。
早朝5時半に町内神輿は永代通りの待機所に出かけていく。
7時半から宮司のお祓いを受けた神輿が続々と出発です。
宮司の後ろには葵太鼓の面々が2時間半くらいずーっと太鼓をたたき続けます。
「葵太鼓」の人たち。とにかく品格があって上手です。
大太鼓を叩く高島礼子似のお姐さん、座っている市川海老蔵似のもの凄く上手な人。
以前、西村和彦似の人もいたんだが、ここ2~3年見ていない。
永代通りの上り車線に待機中の神輿。奥までずーっと続いている。
この神輿は牡丹町ので、屋根が銅板で葺いてあって大変珍しい!
今年は朝7時半頃はまだ曇っていて涼しい天気でした。
それでも水をかけられてちょっと寒いかも~。
午後1時半、神輿55基が渡御を終えて帰ってくる。
順路は富岡八幡―木場ー東陽―石島ー三好、深川江戸資料館の側を通って
清澄、清洲橋、大川(隅田川)を渡って箱崎、新川、永代橋、大川を戻ってくる。永代通りを進み門前仲町ー富岡八幡。
「葵太鼓」は富岡二丁目の交差点に移動していた。
ここで、神輿はそれぞれの町内へ帰っていく。この角に水かけのトラックがいて、最後の水かけをしたあと、南は「東富橋」東は「汐見橋」北は平久川沿いの道へ帰って行く。
木場の側なので川も橋も多い。
神輿に水をかけるために待機している富岡二丁目のトラック
ここの角には「DJポリス」がいた!
いよいよ町内神輿が帰ってきた!
もうみんなずぶ濡れです。
向かいのマンションの前、お疲れ様ー!
8月1日~4日まで佐久へ行ってきました。
グリはトヨペットの駐車場の車の下で餌をくれる人を待っていたので、呼ぶと鳴きながら走って来ました。元気な姿に安心・・・
東京は猛暑続きで連日24時間クーラーの日々でしたが、佐久は暑いものの最高温度は28度くらい朝晩は22度と涼しくしのぎやすかったかな。
とはいえ着いた日は暑く30度、日中は廊下で昼寝、夕方から農作業でした。
今回はネギ周りの雑草取り、肥料撒き、土寄せ。
プル―ンジャム1.5キロを煮たり、前回仕込んだ味噌の天地変え、昨年の味噌が終わったので樽の整理。
南瓜のつるが木の上まで這い上がっていたので整理、南瓜も10ヶほど収穫。
グリハウスの掃除、整理、洗濯と連日忙しく過ごしてきました。
みょうが、イタリアンパセリ、紫蘇葉など沢山収穫できました。
<写真はクリックすると拡大します>
グリちゃん、K山さんも訪ねてきてくれてよかったね。
また来るまで元気でいてね。
東京に帰ってきたら、身体が以上に重く感じる。
佐久は湿気も少ないので、日中暑いとはいえ仕事のやる気もあったけど、東京ではたちまちグータラになってしまいました。
幻冬舎 月刊小説誌「PONTOON」掲載、2014年8月号
葉室麟・著「風かおる」6回目。
物語はいよいよ佳境に入って行く感じです。
長崎聞役になった佐十郎を含めた5人は将来、藩を背負うとされた俊秀たちだった。
彼らの中で何があったのか、信じてきた養父、佐十郎の別な一面を知り当惑する菜摘。
どんな展開になっていくのか?毎号待ち遠しいです。
MJイラストレーションズの課題「ヌード」
浮世絵を描く絵師と半裸のモデルです。
後ろの屏風、結構意識して描いたのでちょっとお気に入りです(クリックすると拡大します)
もう少し肌を見せればよかったかなぁ。赤の量が少し多いですね。
MJの課題「ヌード」江戸の女湯を描いてみました。
左上の赤い門が「石榴口」浴槽への入り口、湯が冷めないよう屈んで出入りします。
屈んで入る→屈み入る→鏡鋳る(鏡を磨く事)→鏡は石榴(ざくろ)の実をつけて磨いたので→石榴口、となったという洒落から来た言葉。
石榴口の形状は江戸では鳥居形がほとんどで、大阪は破風形(上部が曲線になっている)が多かったそうです。
右上は「湯汲み」といって「岡湯」と呼ばれる上がり湯を柄杓で汲んで男女両方の浴客に出しています。
右の湯が入っているのは「水舟」といい、流し板で身体を洗う際の湯を汲むところ。
今回は身体に色を付けずに輪郭線だけで表現してみました。
幻冬舎、月刊誌「PONTOON」掲載「風かおる」2014年7月号
鍼灸医の菜摘。妻敵討ち(めがたきうち)を果たして十年ぶりに国に戻った養父・佐十郎。若き頃佐十郎と出世を争った4人の同輩。弟の誠之助・男装の千沙。いろいろな人物が交錯して益々目が離せません。
あーっ、一気に読みたい!