坂内拓 作品展「焦点」、Tsuin 個展「はなとどく」 2023

今年の夏は異常に暑く夏バテもしたりで、外出をほとんどしなかった。9月も下旬になって少し涼しくなったので出かけて来た。


坂内拓 作品展「焦点」dessin :中目黒

坂内さんの個展は久しぶり!「焦点」のタイトルのようにアップに切り取った作品が何枚か、面白い切り口で色使いも綺麗で新しい面を見た感じがしました。若い方が多く、固定ファンのようでした。坂内さんの絵はお洒落で部屋に飾りたい!と思わせるんでしょうねー。


Tsui 個展「はなとどく」HBギャラリー:表参道

独特の個性を持つTsuiさんの新作原画を久しぶりに拝見!

情感に訴えるような、気持ちが吸い込まれるような素敵な絵ばかり。Tsuinさんの描く女性の顔だちが好きなんですが、
今回は「怖い」を入れたそうで、ちょっと凄みがありました!壁面のレイアウトもとても良かったね。
モノクロ縦の3点は、雑誌の挿絵ですがベニヤに荒くジェッソを塗って薄描きで黒を何層にも重ねているんだそうです。ニュアンスがあって個性的な怖さでした。
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プルーンジャム & 葡萄ジャム 2023

今年も例年通り、プルーンジャムを作りました。

とにかくジャムが好き!ジャムというよりソース状になっているのが好きなので、1年分をいつも自分で作っている。

プルーンを毎年取り寄せている小諸の大森園と連絡がつかなくて電話をしたところ、続けていた高齢の方の入院等で廃業されたとのことでした・・。それで、大慌てで探したところ、佐久市長土呂の「天空菜園」という色々な農産品を販売しているサイトを発見!プルーンは「農家さん応援品」という割安のがあったのでそれを2キロを2箱購入。送られて来たプルーンは大きくて熟していて大変美味しく、沢山作るので前日に砂糖をかけ一晩置いてから煮始めました。

天空菜園のサイトです→https://tenku-saien.net/

プルーン種を取って正味3.4キロ、に対し、砂糖は40%の1.3キロ。今年も美味しくできました!

小諸のK山さんからとても沢山の葡萄をいただきました!

シャインマスカット、ナガノパープル、巨峰と、葡萄が好きな私は、毎日お昼に一房を食べてしまうほど。いつも葡萄は人ふさを大事に食べているけれど、以前から葡萄ジャムを作ってみたかったので、今回良いチャンス!とばかりに巨峰で作ってみました!お・い・し・ーー!

葡萄1.2キロに対し、砂糖25%の300g、レモン汁。レシピにはブレンダーで細かくするのがほとんどでしたが、私は葡萄を半分に切って種を取り皮もそのまま煮てしまいます。皮も美味しいんですよね。

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新聞連載「続・お悦さん」9月17日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月17日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」45回目です。

 

香具師の元締、松五郎から話を聞いて寮から戻ったお悦は夕刻を過ぎ、さすがに疲れて寝入ってしまった。目を覚ますと厨から包丁を使う音が聞こえる。一瞬、お悦は亡き今大路信親が生き返って、かつてのように疲れたお悦のために朝食の支度をしていると思ったが、それは高見沢がお悦のために立ち働いている姿だった。

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新聞連載「続・お悦さん」9月10日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月10日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」44回目です。

 

香具師の元締め、松五郎の寮へ連れて行かれたお悦は、そこで腹痛に苦しむ松五郎を助ける。お悦は訪ねて来た理由を言うと、松五郎は大声で笑い、長吉の手を握ってお悦に話すことを促した。二人の仲では梅毒はあり得ない、そして梅毒をばらまいた奴を自分達が成敗した話をするのだった。

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新聞連載「続・お悦さん」9月3日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」9月3日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」43回目です。

 

友禅屋がきた翌日、同心の細貝が訪れた。梅毒をばらまいている奴をすぐにでも突き止められと言った細貝だが、なかなか手がかりが掴めずにいることを謝るとともに、最も疑わしい奴をまずは調べたいと、香具師の元締松五郎の元へ行くにあたり、お悦にも同行を頼んだ。松五郎の松葉屋の店先には若い衆がたむろしていて細貝の十手にも臆さず刺青をちらつかせた。

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