幻冬舎[PONTOON」2014年11月号
葉室麟「風かおる」9回目です。
いよいよ菜摘の夫、亮が帰ってきましたよ!
えっえ~!菜摘の夫の見た目はほとんど外国人ー!?
「総髪だが縮れ毛で鬢のあたりがぼあっと広がっている。
亮は長崎を訪れる南蛮人のような彫りの深い顔立ちだった。
高い鼻の下の口元は引き締まっており、意志の強そうなあごと相まって精悍な顔立ちなのだが、いつも冗談を口にするせいか、口の周りに笑いしわがある。
特徴があるのは濃い茶色である鳶色の目だ。」等々・・・
葉室さんの小説では登場人物の描写が丁寧に描いてあります。
従って顔や身体を描く時には、何度も何度も練習して小説と合う姿かたちにする必要があります。
今回の仕事では表情や顔立ちを沢山描き、本当に身になりました。
葉室麟・著「風かおる」第8回
幻冬舎、月刊小説誌「PONTOON」2014年10月号
佐十郎の果たし合いの背景を探っていた助兵衛が何者かに殺害される。菜摘たちは助兵衛の家僕の弥助に会い、助兵衛が書いていた手控帳を渡される。その中には・・・。
この絵は主人を殺されて憔悴しきった弥助を描いてみました。
床の間には刀がの無い刀掛台が、主人の不在を表しています。
9月15日(月)~18日(木)まで佐久へ行ってきました。
今回は何年ぶりかで夫も一緒でした。
月曜日はトヨペットはお休みです。誰もいないトヨペットの駐車場でじっと座ってご飯を待っているグリの後姿・・呼ぶと鳴きながら走ってきます。
佐久シルバーセンターに9月の除草を頼んでいたけれどまだやっていなくて草ボーボー・・・。
下仁田ネギまわりの雑草取りと肥料を蒔いた後の土寄せ。
グリハウスの洗濯掃除と夏仕様から秋仕様へ。
グリの1カ月半分の食事の用意。
畑一面に広がったカボチャの収穫と整理。
鉄道の境にあるムクゲに這い上がっっているトゲトゲが一杯の蔓を取り払う。
この蔓性植物は、クワ科の金葎(カナムグラ)という雑草と判明!
剪定、等々、次から次へと用事があるなぁ。
眼に染みるような赤い色の「水引き」
多すぎるので前に随分取ったのだが庭中に咲いている。
「秋明菊」ススキに追いやられて減ってきた。
「角虎の尾」花虎の尾ともいう。とにかく丈夫で群生しているととっても綺麗です。
「槿」(ムクゲ)、品種の名前は「日の丸」カメムシがいるね。
ムクゲとススキ。秋だねぇ。
「秋海棠」真っ盛り!
雑草に埋もれた下仁田ネギ。左に1列ネギがあるのに見えない~。
モロッコいんげん(なたまめ)2本しかないのに結構出来てる!
茹でると真っ青になります。実が入りすぎたのは乾燥させて豆として収穫します。
肥料をやって土寄せしたところ。腰は痛いし汗もビッショリ。
木に登って拡がって行ったカボチャ。ブルーベリーの木の奥に下がっていた。
今年のカボチャは30ヶ採れた!
5箇所も種をまいたら多すぎた、2か所でいいかも。
ブルーベリーはもうおしまい。片手くらいしか採れず、すぐジャムにして食べてしまったよ。
グリは元気です。
またたびを舐めると必ず器に寄りかかって寝る。
前回の挿絵に引き続き、装画の練習。
塾の課題を描かなくてはならない時に、家中のリフォームをやっている最中でした。
全体に切り絵でモノクロに仕上げたが、先生から修正が出て右の主人公には色を付け、バックの色も変えました。
現代ものだと自分の絵と分かりづらいのが欠点です・・・
今回もタイトル・デザインは友人のsaceさんにやって貰いました。
いつもありがとー!!
幻冬舎小説誌「PONTOON」2014年9月号掲載
葉室麟・著「風かおる」第七回
今回は人物ではなく十三夜の月が出ている百地浜の静謐さを描いてみました。