「小説新潮」扉絵を描きました 2024

新潮社月刊誌「小説新潮」2024年3月号、春の歴史時代小説特集で、佐藤雫先生「花影の皇子」の扉絵を描いています。

 

文頭の高市皇子が詠んだ「山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく」から始まるこの小説は、飛鳥時代の大海人皇子、後の天武天皇の息子である高市皇子が十市皇女に寄せる切ない恋愛物語になっています。

物語の印象的な場面をという依頼に、この山吹の花をメインに人物をシルエットで表現しています。