志川節子さんの小説「芽吹長屋仕合せ帖 日照雨」のカバー装画と章扉の挿絵を描きました。新潮社から今日10月18日発売です。
5年前「結び屋おえん 糸を手繰れば」として1巻目が出版されましたが、今回タイトルを変更して、2巻目の出版になりました。
今回また、新潮社の装幀デザイナーの只野さんからご連絡いただき、1巻目を踏襲した素敵な装幀に仕上げてくださいました!
帯は小豆色でシックなイメージになっています。1巻目は濃紺の帯でした。
左が1巻目、右が2巻目です。今回は全身像にしています。
おえんさんは長屋暮らしに馴染んで生き生きと暮らしていますが、今回は十年も行方しれずの息子・友松が帰ってきて・・。
本の原寸の1,4倍で描いた原画です。
この絵をもとに新潮社の只野さんが装幀デザインして下さいましたが、枠組みされた絵とタイトルのデザイン、しっとりとした紙の質感がとても素晴らしく、この小説のイメージにとても合っていると思います。
カバーでは縁を結ぶ赤い糸ですが、外すと青で印刷された1本の青い糸。何だかおしゃれです。
6話の章の扉には挿絵を描いています。
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タムラ神経痛イタコ (金曜日, 18 10月 2019 21:00)
日照雨、夕明り、余寒・・・言葉とイラストがとってもしっくり来ますね〜
お疲れ様でした!
板塀のミケはSさんトコのうめちゃんかな?
kato-kayoko (金曜日, 18 10月 2019 21:28)
タムラさん、どうしたー!?
神経痛?痛い? 急に寒くなったからですかね。
お気をつけくださいませ〜。
今回も本当に楽しく仕事ができました♬
デザイナーの方と久しぶりにお会いして、
社内のカフェでゆっくり色々お話が出来たのも嬉しかったな。
ミケちゃんは1巻目の裏表紙に後ろ姿で登場していたのですが、
作者の志川さんからも「見守る三毛猫も健在で嬉しい」と言って頂けました。
Sace (日曜日, 20 10月 2019 22:48)
表4のミケ、私も一瞬「キレイなウメ?」と凝視しちゃいました〜w
ウチのミケは今日も爆食です。
kato-kayoko (月曜日, 21 10月 2019 20:37)
Saceさん、
電話口でウメちゃんの鳴き声を聞くのはいいですねぇ。
老いてますます自由奔放なウメちゃん、尊敬しちゃいます。