和田はつ子「大江戸ウーマンドクター」1月1日・8日 合併号挿絵 2017

しんぶん「赤旗」日曜版 1月1日・8日合併号

和田はつ子さんの「大江戸ウーマンドクター」5回目です。

 

いよいよお悦さんと昔、因縁のあった「典薬の頭 今大路親信」の登場です。

典薬の頭は世襲制で、医者を司る幕府内のトップです。医者だった人もそうでない人もいたらしい。

一体どんな髪型(総髪・蓬髪・剃髪・慈姑髪・月代有りの髷)が合うのか?

図書館で借りた重たく大きい参考文献を散々調べても、ネットで検索や江戸時代の研究をしている方々のブログまで見ても、どうしても判断がつきにくく、作者の和田さんが考える人物像はどうなのかもお聞きしたといと思い、新聞の担当の方を通じ作者の和田さんにご連絡したところ、快くお教え頂きました。

 

和田はつ子事務所の方からのご連絡で、

「剃髪、総髪の下げ髪(おかっぱみたいの)は、止めてほしいと言っています。そうなるといわゆる月代を剃った武士の髷になるかと思います。
カッコイイ男性でお願いします」

とのことでした。お聞きして本当に良かったです。

中年のカッコイイ男性、うまく描けたでしょうか。