葉室麟「潮騒はるか」④ 2016年4月号幻冬舎「PONTOON]連載

平成28年4月1日発売。

葉室麟 著「潮騒はるか」第4回です。

 

この扉絵ですが、解体新書の本は1774年西洋語からの本格的な翻訳書として日本初。 この小説の始まりは1857年で年代は、ずれていますが、象徴的な意味合いで入れています。

 

原画です

奉行所の牢にいる千沙の姉・佐奈を、治療のできる西役所の医学伝習所に移すためには理由がいる・・。西洋医学の伝承のため罪人が死亡した場合は腑分けをさせて欲しいと願い出ていたので、預かる名分はあるという。

夫は毒殺され逃亡し今は牢にしかも子を宿しているらしい佐奈、筑前尊攘派の平野次郎国臣の福岡脱藩。

話は早いペースで進みどうなっていくのかドキドキしながら読んでいます。