葉室麟・著「風かおる」:幻冬舎
9月17日発売です。
幻冬舎の月間PR誌「PONTOON」で、2014年3月号〜2015年3月号まで連載していた直木賞作家の葉室麟さんの時代小説「風かおる」が単行本になり、その装画を描きました。
今年の末頃から、続編が始まるそうで、その扉絵も依頼されています。
昔から葉室麟さんのファンなのでとても嬉しく感無量です・・・。
装幀は著名な多田和博氏です。
幻冬舎・編集の大野里枝子さんには、アイデアの段階から本当にお世話になり感謝申し上げます。
大野さんからは「秋晴れの日、ブルーの爽やかな風が香るイメージです。人物も、主人公菜摘、夫の亮、弟・誠之助、千沙の四人が入るとベストですが難しければ亮を除いた三人でしょうか」との要望がありました。
そんな爽やかさを表現してみました。
下の絵は原画です。
カバーは本を巻き込むため、左右にも絵が続いています。
*クリックして拡大します。
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たむら中秋よしみ (火曜日, 29 9月 2015 21:05)
葉室さんの『風かおる』・・・早速、書店でチェックしますだす!
イラストの続編も楽しみにしてます。
宇都宮は急に涼しくなり、毎晩猫どもと布団の取り合いをしています。
今日の空の色はかとーさんのイラストの如き澄み切った青・・・でした!
kato-kayoko (火曜日, 29 9月 2015 21:58)
葉室麟さんは、なにしろ直木賞を取り、正統派の時代小説で固定ファンが多く、文庫本描き下ろしが多い中、単行本での出版で売れる作家さんです。
ですので、書店でも目立つところに平積みで置いてあると思います。
そんな本の装画を描いたと思うとものすごく責任重大ですよ。
爽やかさを表現するのにものすごく神経使いました・・・。
いいなぁ、猫と寝てるなんて羨ましー!!
佐久でグリちゃんと一緒に寝ていたことは懐かしい思い出です・・・。