天気の良い日が続いているので、5日(木)に展覧会に行ってきた。またまた更新遅れがちになってしまった。
3月は、春になって気持ちが前向きになるせいだろうか、個展が目白押しだ。人混みが苦手なので平日の木曜に出かけたが、東京は人出変わらず観光客も多く、電車も混んでいて少々疲れ気味で帰宅せり〜。
★ 伊野孝行個展「描くか詩かじか」 ブックギャラリーポポタム :南阿佐ヶ谷
MJイラストレーションズでも大変お世話になっている、伊野さんの個展に行ってきました。伊野さんはTIS所属のイラストレーターで大活躍中ですが、毎回の個展は趣旨が凝らされていて、いつも今回はどんな個展かな?と楽しみにしています。
今回は絵と詩のコラボレーションで、詩や俳句から受けたイメージを絵に表現、伊野さんらしい展開でした!
ご本人と一緒の絵は、ご自分が小さい頃に包み紙の裏に描いた魚の絵です。この頃から自由闊達な絵を描いていたんですねーー!この絵をとっておいたご両親も偉いー!
井伏鱒二「なだれ」の詩によせた熊の絵。まどみちお「ノートに挟まれて死んだ蚊」の詩につけた絵。詩も絵もどちらも味わい深い作品。
于武陵(井伏鱒二訳)「觀酒」サヨナラダケガ人生ダの詩に、ミルクを置いて捨ててくる犬を表現している、悲しい・・
谷川俊太郎「普通の人々」の詩に、さまざまなタイプの普通の人が展開されているハガキ大の絵。ほぼ下描き無しで描きあげていて、自由な曲線に楽しんで描いたんだろうな〜と羨ましい気持ちになった。
2枚目の女性と黒猫2匹の絵、すごく気にって購入したかったけど(8,800円)自分の年齢を考えて断念。自分はもう断捨離の世代なんだよね。。
橘曙覧「独楽吟」から。イメージが合っていて楽しい。15センチくらいの色紙にコピックマーカーで描いてあった。伊野さんて字も趣があっていいんですよぇ。
1枚目の吟が特にお気に入り。「たのしみは昼寝せしまに庭ぬらしふりたる雨をさめてしる時」
★ 桃山鈴子原画展「六四五七五 虫の絵と俳句」 GALLERY HOUSE MAYA :外苑前
芋虫の開きのイラストレーションでMAYAのコンペで賞を取った桃山さんの原画展。どんどん進化して日本画を超える美しい絵になっている。「六四五七五」は「ムシゴシチ」と読み、俳句と絵のコラボです。
芋虫・毛虫・蝶や蛾、昆虫好きの私だが、ここまで精緻に描いてあるともう感嘆を通り越してしまった状態でした。
桃山さんが在廊されていたので色々お話を聞くことができました。つるりとした紙はアルシュの極細で、バックの滲んだ色は
水張り後コーヒーや草で色付け。実際に芋虫を飼っていて、その糞を集めて色出しに使うとも!
図鑑のような絵でもなく日本画とも違う、独特の表現で吸い込まれるようです。細かいところまでよく観察しているなあ!
書籍を購入、美しい!

















