新聞連載「続・お悦さん」12月10日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月10日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」56回目です。

 

船道具小屋に駆けつけてきた同心の細貝と源次は、そこで死んでいた男とお悦と高見沢を見て疑問を投げかける。お悦は、男は自殺ではなく他殺である理由を告げ、これでは自分達が下手人ということになると揶揄するように言った。源次はお悦の物言いに怒り細貝がどれほどお悦や高見沢を庇ってきたのかを淀みなく話すのだった。