新聞連載「続・お悦さん」12月3日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」12月3日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」55回目です。

 

かつて清悦庵で出産したお仙が見つかった船道具小屋へ向かうお悦と高見沢。冬の長い夜が明けようとする頃、暗闇の中から白い朝の光が溢れ出していた。お仙は船道具小屋でどのような殺され方をされたのかを確かめるためだったが、そこで二人が見たものとは。