新聞連載「続・お悦さん」5月14日号 28回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」5月14日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」28回目です。

 

中風で倒れた日出屋の主人の診療を施し汗みずくになったお悦。目を覚ました日出屋は三途の川の夢の話をすると、卯吉は主の手を包み込むように握り、すべてはお悦先生のおかげだと告げる。お悦はこれからの養生を話し日出屋はそれを守ったが、お悦に幼馴染の夕暮屋との約束であるヤツメ料理の夢を語るのだった。