新聞連載「続・お悦さん」1月22日号 13回目 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」1月22日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」13回目です。

 

後産の最後の往診宅には大村裕庵がいた。脂粉の匂いのする産婆と大村裕庵はお悦を嵌めようとしてお悦を呼び、処置が失敗するのを企んでいるようだった。お悦は3時間ほども付き添い出産の後処理を済ませたが、母親の今後の体を思い辛い気持ちになるのだった・・。