新聞連載「続・お悦さん」4回目、11月13日号 2022

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」4回目です。

楓は金創医を束ねる大村有庵の嫡男光庵に嫁いでおり、お産は産科を束ねている神宮寺元斎とその配下の産婆が受け持っていた。楓の母から赤子が斜位で楓は丸一日以上苦しみ続けているという訴えを受けて急ぎ駆けつける。お悦は楓をよりかからせて正しい位置に見返りを完了させ、赤子の斜位を直した。

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コメント: 2
  • #1

    ウエムラ・ナツヨ (金曜日, 25 11月 2022 21:18)

    保健師です。『続・お悦さん』が楽しみで、目が離せません。
    特に、この11月13日号。誤った妊婦指導が、出産経過に及ぼす悪影響をスッキリ描き、繰り返し読みました

  • #2

    Kato-Kayoko (金曜日, 25 11月 2022 22:56)

    ウエムラさま、コメントありがとうございます。
    4年前の前作「大江戸ウーマンドクター」(文庫本では「お悦さん」)でも、和田先生は江戸時代の出産を丁寧に描写されていました。
    絵にする上で調べ物も多く、私もとても勉強になっています。
    それにしても江戸時代の出産は過酷ですよね。
    出産後は横になれずに座椅子に座ったきり等、産科医による誤った指導も、挿絵を描くにあたりずいぶん調べましたが驚くことばかりでした。
    連載は全64回で、再来年初めまで続きますのでがんばります!