緊急事態宣言中でも季節は巡る 2021

東京に出された3回目の緊急事態宣言は、4月25日〜5月11日までの予定だったが、感染収まらず、12日より31日まで延長期間に入った。新型コロナウィルスも、イギリス株からより強力なインド株へと置き換わってきている。

医療関係者にワクチン接種は始まっているが、高齢者への接種は予約段階の自治体がほとんどで、一部始まっているものの、来週から集団接種の1回目が始まる自治体がほとんどだ。

日本では、1回目の接種を受けた人の人口に占める割合は3.0%、2回のワクチン接種を完了した人の割合は1.1%・・・。

オリンピック・パラリンピックも後2ヶ月後に迫っていて、日本国内では中止が6割強(*16日更新:yahoooニュースでは80%以上になっていた)世界でも中止の意見が多くなっているが、スガ等は聞く耳持たず。何がなんでもやる気だが、参加国のボイコットが出てくるのではと思っている。

 

自粛生活で代わり映えのない生活だが、世情とは関係なく季節は巡り、日も長くなり気持ちの良い日が続くので植物の写真でも。

ベランダで白紫陽花が咲いている。花房を20個近く持っていて見ているだけで気持ちが良い。実家から持ってきた小さな苗が大きく育って切り取った茎から根が出るので増やしている。

鉢から出されて空き地に捨てられ姿も悪く枯れているかと思ったオリーブの木は、枝を剪定し直して整えたところ、綺麗に大きくなって、今年は初めて花を咲かせた。実家から持ってきたミントも毎年旺盛に育っている。バジルやイタリアンパセリも元気一杯だ。

写真は無いが、オレガノやタイムも茂ってきて、毎朝のサラダにはこれらのハーブをたんまり入れている。

実家から持ってきた土の中から芽を出して大きくなった梅桃(ユスラウメ)。花はたくさん咲いてとても綺麗だったが、マンションの高層では虫も少なく実成りが悪い。今日、撮ってみると43粒だけで去年と変わらない少なさ〜、だけどジャムにして大さじ3杯程できた。

散歩で撮った街路樹の冬青(ソヨゴ)2〜3年前まではその存在を知らなかったが咲いているのを見かけた時には新鮮な喜びを覚えた。小さな3ミリ程の花だがとっても愛らしい。冬には赤い実が成るのでそれも楽しみ。

野茉莉(エゴノキ)の花に熊蜂が来ていた。エゴノキは3センチくらいの香りが良く樹いっぱいに咲く花で、実家の裏庭にもあった。花の形のまま散るので、散り時は絨毯を敷いたように美しい。

ソヨゴ。エゴノキ。栃の花はもう小さな実を付けつつあるところだった。

オレンジ色の花は、突抜忍冬(ツキヌキニンドウ)。忍冬(スイカズラ)の仲間。

匂蕃茉莉(ニオイバンマツリ)花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、最後は白色になるのでとても美しい。街路樹で今が盛りに咲いている。

山帽子(ヤマボウシ)は白だけかと思っていたらピンク色のものもあった。いま、樹にびっしり苞を付けていて上から見ると真っ白に覆われている。ヤマボウシやエゴノキはいいね。私はどちらかというと花より木の方が好き。