12月の K山家 その3 グリの旅立ち 2018

12月14日の朝、K山さんから電話とメールがあり、今朝7時にグリが静かに息をひきとった、との連絡がありました。

 

グリちゃんの最期の写真です。Yさんに抱かれて眠っているかのよう・・

 

今日は、前回のブログアップから昨日までの5日間、グリの体調が次第に良くなってきた様子を書く予定でした。
10日の病院での検査結果の報告とこれからの治療方針、11日〜13日は体調が良くて嬉しいメールだったこと等で明るい気持ちでいましたが、そのことをブログに載せる前に、グリは今朝静かに旅立ってしまいました。

 

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グリはもう亡くなってしまったけれど、まだ元気だった4日間の様子を記しておきます。
12月10日、病院での診察を終えて夜10時半、K山さんから頂いたメールです。
「こんばんは。診察に行って来ました。
甲状腺は、落ち着いているそうです。体重も3.25㌔です。
オシッコは、膀胱を緩める事が出来ず溜まっている状態でした。失禁は、オーバーフローによる漏れで、病気ではなく加齢か神経症状が原因のようです。1日2回のチェックで溜まっていたら、お腹を押して排尿するように言われました。
血液ドロドロや脱水による発作を心配して、補水の量も少し多目になっていたようです。身体能力の低下で体に吸収しきれない様で、エコー写真の黒い部分はお腹に溜まった水分らしいです。腹水の検査は、病気によるものではないそうです。数日は、補水を控えて利尿剤で腹水を減らす様に言われました。水分を吸収するために心臓が働きすぎてしまうので、補水は100ccが限度だそうです。
水分が多すぎても心臓に負担、少な過ぎても腎臓や血液ドロドロに、バランスが大切でした。
腎臓の数値も、甲状腺が落ち着いている分浮き彫りになっているそうです。
来週もう一度腹水の状況確認で診察を受ける予定です。
ここ数日のグリは、いつも以上に食欲旺盛で、器が洗った様に綺麗です。介助もほとんど必要無くなりました。(まだ、ペースト状)
水もよく飲みます。甲状腺が落ち着いているので自然の食欲だと思います。人間のおかずまで食べてしまいます。
何故か徘徊も無くなりました。数日の朝の起きろ起きろは、「腹減った‼️」のようです。炬燵から顔を出し食べています。最終的には、写真の通りです。炬燵の上で寝ている姿は、ちょっとカッコ悪いかな?」

 

12月11日のメールです。

「グリは好調です。今朝は昨日指示された圧迫排尿(K山家では搾尿と名付けました)をしました。

利尿剤の効果か沢山溜まっていました。
食欲も相変わらずで時間は掛かりますが写真の様に普通のままの餌も食べられる様になりました。
台所に💩も親指位が2つ。今朝は、姿が見えず探したところ居間にいたので猫専用の小窓も通過するようになったと思います。
戻ってこれるかは不明です」

 

12月12日のメールです。

「今朝のグリは、好調です。搾尿もかなり出ました。
やはりグリは、小窓を通れます。今朝は、寝室から居間の炬燵の中にいました。。
薬の用意をしていると匂いを嗅ぎ付けて寄ってきます。カリカリも食べますよ😃水も飲みますよ😃
凄く安心な気持ちです」

 

12月13日のメールです。

「お陰様でグリも元気になってきました。昨夜は、娘が帰宅すると居間がアロマの香りに包まれていたそうです。
今朝も💩が出ていました。食べているせいかここのところ毎日💩が出ています。夜も寝室から抜け出し、今朝は炬燵の中にいました。食べ方は、下手ですが自分で食べたり飲んだりしています。

搾尿も大量です。前足の浮腫も取れて、後は後ろ足だけになりました」

これがグリちゃんの元気だった時の写真です。このまま元気に過ごしてくれると思っていました。

 

2018年、12月14日(金)朝7時グリちゃん永眠しました。享年15歳半でした。

 

今朝、少し様子がおかしかったらしく涎が出ていて、夜中か明け方に痙攣した様子だったとのこと。その後しばらくしてまた痙攣が始まったので、点鼻薬をして落ち着きましたが、K山さんご一家、そしてレオン君と美々ちゃんも集り見守る中、突然息が止まったそうです。静かに息をひきとってグリは旅立っていきました。

 

ここ何日はいつになく元気で今年は乗り切れるかとおもっていただけにとても残念です。

グリちゃんが死んだことで、両親が住んでいた佐久との繋がりも切れてしまった感じがしてもの凄く悲しい。

きっと母が迎えに来てくれたね。母の最期の時はグリちゃんが一人で見送ってくれたものね。

グリちゃん、いままでホントにありがとう、ゆっくり休んでね。


K山さんには本当に良くして頂きました。グリを引き取っていただいて4年、ありがとうございました。

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コメント: 2
  • #1

    K山 (土曜日, 15 12月 2018 00:24)

    大きな穴があいてしまったようです。
    我が家に来て4年間「あっ」という間でした。
    グリとの出会いは、佐久の家に現れた時からずっと・・
    佐久の猫達のおかげでお母様とも話しに花が咲きました。
    グリが加藤さんと引き合わせてくれました。
    T村さんとも出会い
    小学生だった子供達も上は成人式、下は高校生です。
    休みには、家族でグリに会いに行き
    大雪には、子供達と雪かきに・・
    沢山の思い出と出会いをグリから貰いました。
    今、我が家にいるレオンや美々よりも長いつきあいでした。
    グリ、ありがとう。
    出会いや思い出は
    私達家族にとって大切な宝物です。

    加藤さん、T村様には、過分なるご支援
    グリへの応援をいただきありがとうございました。
    お礼申し上げます。

  • #2

    kato-kayoko (土曜日, 15 12月 2018 10:32)

    K山さんには母が存命のときから、いつも母や猫達のことを気にかけて頂き、どう感謝してよいのか・・15年以上も本当に長い間ありがとうございました。
    佐久の庭で猫達が沢山いた時からいつも気持ちを寄せていただき、母が亡くなってからハナちゃん、ミーちゃん、イッチ君と次々に虹の橋を渡ってしまった後も、1匹になったグリちゃんをあれこれとお気遣いくださって本当に嬉しかったです。

    グリちゃんを引き取りたいと言って下さって、K 山さんご一家にとても懐いていたグリちゃんは
    レオン君や美々ちゃんとも兄弟になれてどんなにか嬉しかったことでしょう。
    グリは最後の4年間を皆さんと共に過ごすことが出来て、とても幸せだったことでしょう。
    私も母が亡くなった後に、佐久に行く度にK山さんご一家と交流が出来たことは良い思い出です。一人で佐久の家にいる時はグリがいることでどれだけ慰められたことか・・。
    グリちゃんがK山さん達を慕い、K山さん達もグリを可愛がって下さって・・ありがとうございました。幸せな猫生を送れたのは、ひとえにK山さん達のおかげと心から感謝しています。
    グリちゃんが結んでくれたご縁を大事にして、これからもどうぞよろしくお付き合いをお願いいたします。