「家族の肖像」と短歌

「八十歳を生きしわが祖母天杯をいただきしとぞ写真のこれる」

「女童のわれも写りておほははを祝ふとかの日袴つけたる」

 

母は歌歴が長く小学生の頃に短歌を始め、若い頃から「地表」という短歌の結社に入り亡くなる時まで歌を詠んできました。

母が亡くなって11年、母の短歌を現在まとめている最中ですが、私が以前描いた絵の元になった写真について母が歌を詠んでいました。

平成16年2004年に詠んだその短歌を2首載せておきます。前列で天杯が入った桐箱を持っているのが母です。

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コメント: 4
  • #1

    タムラヨシミ (土曜日, 28 7月 2018 19:45)

    おかあさんの詠んだ短歌に佳代さんのイラスト。おかあさんは生前ご覧になったのかしら?

    残された短歌にイラスト描いたらきっと見せてね。

  • #2

    kato-kayoko (土曜日, 28 7月 2018 21:21)

    この絵を描いたのは去年なんです・・残念ながら。
    私がイラストレーションを描き始めてから1年半後に母が亡くなったんです。
    絵もまるで下手クソだったし〜。
    短歌に寄せる絵を描く予定にしていますが、いつになるか・・。

  • #3

    sace (火曜日, 31 7月 2018 16:05)

    お母様の短歌シリーズ、これから楽しみにしてます!描き下ろし頑張ってください。
    平均寿命が80の今では詠めない一首ですね。

  • #4

    kato-kayoko (火曜日, 31 7月 2018 18:44)

    母の短歌、読みのわからない漢字や言葉遣い、旧仮名等、入力に時間がかかりますが、少しづつ入れています。
    絵になりそうな歌があると別にしていますが、庭の植物や自分の気持を詠んだ歌がほとんどでどのような絵にするかも考え中です。
    90年前位に曾祖母が80才、長生きだったんだねー。この絵の中で一番小さい子(1才)武蔵境に住んでいる叔母だけが今も91歳で健在です。