和田はつ子 作「大江戸ウーマンドクター」3月18日号挿絵 2018

しんぶん「赤旗」日曜版 3月18日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第65回目です。

 

賢作は毒入抹茶のことで番屋の細貝のもとに行った。細貝は商人上がりの新入り小沢輝助の心ばえを褒めていると、そこへ小沢が腰高障子を開けて「只今、戻りました」小さな顔を覗かせた。賢作は小沢の歯を見せずに話すところや顎の割れ目がくっきりと見えるところを不審に思った・・。