和田はつ子 作「大江戸ウーマンドクター」2月18日号挿絵 2018

しんぶん「赤旗」日曜版 2月18日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第61回目です。

  梅毒に罹っている遊女の芙蓉は酷い熱と寝汗で横になっていた。頭を上げようとする芙蓉を制し診察し薬を渡す。帰途、賢作は梅毒患者が増えるばかりだと非難を込めた物言いをするが、「亭主から病を移されたおかみさんは誰にも言えずに心を病んでしまう、いい例がーー」とお悦は賢作に言うのだった・・。