挿絵の練習「二十六夜待ち」 2018

MJの課題「挿絵」です。

いつも時代物や昭和物を描いているので、今回は純文学系の「二十六夜待ち」を選んでみました。佐伯一麦の珠玉の短編です。

 

震災による津波で何もかも失った女が働き始めた小さな飲み屋、その店の店主は記憶をすべて失い、自分が自分が何者かさえ分からない孤独を抱え込んでいる。ともに心に傷を抱えた男と女は、引き寄せ合うように心と体を寄り添わせるようになり・・。