和田はつ子 作「大江戸ウーマンドクター」12月10日号挿絵 2017

しんぶん「赤旗」日曜版 12月10日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第52回目です。

 

同心の細貝が酷く青い顔をして清悦庵にやってきた。身籠った犬がなぜ殺され たのか。お悦は細貝と寺の裏手の松林に赴くと、そこには按摩の犬の「朝日」が血にまみれ変わり果てた姿で死んでいた。腹部を調べるお悦。そして血の跡を辿っていくとお悦は言った「子犬の鳴き声が聞こえる」・・・。