渡辺温「可哀相な姉」―装画を描く

MJの課題、前回の小説挿絵に続き、その装画を描くというテーマです。

私は「可哀相な姉」の挿絵がピックアップされたので、その装画を描きました。

4枚描いていきましたが、一番上の夜景の後ろ姿がピックアップされました。

装画の下部には帯がかかりますので、それも想定してということです。

私としては、帯にはかかるけれど縦長の正面のお姉さんと後ろ姿の弟の絵もすきだったのですが・・・

今日の東京新聞夕刊のコラム「大波小波」で、夭折した探偵作家の全集と題して、下記の記事が載っていました。

 

戦前、交通事故で亡くなった探偵作家渡辺温の文庫本の第一集全集「アンドロギュノスのちすじ」が、東京創元社からその誕生日に合わせて8月26日に刊行された。温の作品はその代表作である短編「可哀相な姉」が江戸川乱歩編の「日本探偵小説傑作選」(1935年)に収録され、以後多くのアンソロジーに再録されているものの、その全貌はあまり知られていない。41年前に薔薇十字社から出版されているが、長い間入手が難しくなっていた。

(以下割愛)

 

渡辺温、ネット上の「青空文庫」で読むことができます。

可哀相な姉 1
可哀相な姉 1
可哀相な姉 3
可哀相な姉 3
可哀相な姉 2
可哀相な姉 2
可哀相な姉 4
可哀相な姉 4